パリ条約 (1801年10月4日)
パリ条約(パリじょうやく、スペイン語: Tratado de París)は1801年10月4日にパリで締結された[1]、スペイン王国とロシア帝国の間の条約。条約により、1799年に勃発したが戦闘が一度も起こらなかったスペイン・ロシア戦争が終結した。両国は戦争前の原状に復することに同意した。
3条からなるこの条約では両国の平和と友好の回復、および大使の任命が定められた[2]。
条約に署名した両国の代表はスペインの駐パリ大使ホセ・ニコラス・デ・アサラとロシアのアルカディ・モルコフ伯爵だった[1]。
脚注
編集- ^ a b Escrito por España (1802). Tratado de paz entre el rey nuestro señor y el emperador de las Rusias concluido y firmado en París a 4 de octubre de 1801 con su traducción al castellano. p. 6
- ^ Escrito por España (1802). Tratado de paz entre el rey nuestro señor y el emperador de las Rusias concluido y firmado en París a 4 de octubre de 1801 con su traducción al castellano. pp. 4-6