パナマ湾Golfo de Panamá)は、パナマ南部、太平洋岸の湾。幅は250km、最深部は220m、面積は2,400km²に及ぶ。パナマ運河はパナマ湾、カリブ海大西洋を結ぶ。パナマの首都パナマ市は湾に面する主要都市の中心である。湾の西側はアスエロ半島

パナマ湾

パナマ湾はそれ自身がさらに小規模の湾を含む。北部にパナマ湾スペイン語版Bahía de Panamá)、西部にパリータ湾スペイン語版Golfo de Parita)、東部にサン・ミゲル湾Golfo de San Miguel)が存在する。湾にはいくつかの小島が存在し、パナマ市、ラ・パルマスペイン語版チトレースペイン語版といった重要な港がある。ラス・ペルラス諸島スペイン語版は200以上の島々から成り、湾の東に位置する。

パナマ最大の川であるトゥイラ川はサン・ミゲル湾に流入する。

北部のパナマ湾(Bahía de Panamá)一帯には三角江Avicennia bicolor英語版Pelliciera rhizophorae英語版などのマングローブ森林湿地淡水湖が広がり、熱帯果樹Annona spraguei英語版およびヒメハマシギミズカキチドリオオホウカンチョウジェフロイクモザル英語版ベアードバクオオアリクイなどが生息している。2003年にラムサール条約登録地となった[1]

脚注

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  1. ^ Bahía de Panamá | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (2020年2月19日). 2023年4月9日閲覧。