パセリガエル
パセリガエル (Pelodytes punctatus) は、両生綱無尾目パセリガエル科パセリガエル属に分類されるカエル。
パセリガエル | |||||||||||||||||||||||||||
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分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Pelodytes punctatus (Daudin, 1802)[1] | |||||||||||||||||||||||||||
シノニム | |||||||||||||||||||||||||||
Rana punctata Daudin, 1802[1] | |||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||
パセリガエル | |||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||
Common parsley frog[1] Mud-diver[1] Parsley frog[1] Spotted mud frog[1] |
分布
編集フランス、スペイン北部、イタリア最北西部に分布する[2]。かつてはベルギーやルクセンブルクの一部地域にも分布していたが、今では見られなく、その他の地域でも個体数は減少傾向にある[2]。
特徴
編集体長5cm。背面の緑色模様がパセリにみえることから、その名がついた[2]。
被覆の多い疎林や藪に生息し、日中は植物や石のあいだで生活している[2]。汽水にも耐性がある[2]。小さな水たまりで繁殖し、40-360個ほどの卵が含まれる卵塊を植物の茎に巻きつけて産卵する[2]。
脚注
編集出典
編集- ^ a b c d e f Pelodytes punctatus. Frost, Darrel R. 2020. Amphibian Species of the World: an Online Reference. Version 6.1 (Accessed 12/18/2020). Electronic Database accessible at https://amphibiansoftheworld.amnh.org/index.php. American Museum of Natural History, New York, USA. https://doi.org/10.5531/db.vz.0001
- ^ a b c d e f クリス・マチソン(著者) 松井正文(監修・訳)『世界カエル図鑑300種』ネコ・パブリッシング、2008年4月20日。ISBN 978-4-7770-5227-1。 pp.64-65
関連項目
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