パスカリス (対立教皇)
パスカリス（生没年不詳）は、ローマ教皇であるコノンとセルギウス1世の対立教皇である（在位：687年）。
| パスカリス | |
|---|---|
| 第9代 ローマ対立教皇 | |
| 教皇就任 | 687年 |
| 教皇離任 | 687年 |
| 先代 | テオドルス |
| 次代 | コンスタンティヌス2世 |
| 個人情報 | |
| その他のパスカリス | |
生涯
編集ローマで助祭を務めていたが、687年9月21日にコノンが死去すると、次期教皇になろうとして野心を抱きテオドルスと対立する（パスカリスはテオドルスの対立教皇、すなわち対立教皇の対立教皇だったとする見解もある）[要出典]。この対立に憂慮したローマ市民が687年12月15日にセルギウス1世を擁立してテオドルスとパスカリスに退位を求めると、テオドルスはおとなしく従ったが、パスカリスは抵抗してなおも地位に居座ったため、市民によって逮捕・投獄されたという。