パカンバ
パカンバ(Pakhangba)とはインドのナーガの事である。1907年まではマニプール王国の国旗にもなった。パカンバから来た語である「パファル」(蛇模様)とは守護神パカンバが身をくねらせて大地に描くパターンの事であり、武道家はその108の形を正確に使いこなしつつ攻防しなければならないという。またライ・ハローバ祭りで人々が楽しむヲロチ踊りはマイビを先頭に生命力を象徴する蛇の動きとなってパファルを完成させる踊りである[1]。 タイにも伝わり、「パヤナーク」になった。
脚注
編集- ^ 瀬古 康雄「調身・調息・調心-宇宙創造を演じるライ・ハローバ祭礼における身体表現 (東國大學校における第五十三回学術大会紀要(2))」『印度学仏教学研究』 51(2)、2003年、p.981.
参考文献
編集- 瀬古 康雄「調身・調息・調心-宇宙創造を演じるライ・ハローバ祭礼における身体表現 (東國大學校における第五十三回学術大会紀要(2))」『印度学仏教学研究』 51(2)、2003年、pp.980-982.