バーンピン駅
タイの鉄道駅
バーンピン駅(バーンピンえき、タイ語:สถานีรถไฟบ้านปิน)は、タイ王国北部プレー県ローン郡にある、タイ国有鉄道北本線の駅である。
バーンピン駅 | |
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บ้านปิน Ban Pin | |
◄ファイメータ (9.44 km) (14.60 km) パーカーン► | |
所在地 |
タイ王国 プレー県 ローン郡 |
駅番号 | 1172 |
所属事業者 | タイ国有鉄道 |
等級 | 二等駅 |
所属路線 | 北本線 |
キロ程 | 563.86 km(クルンテープ駅起点) |
電報略号 | บป. |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
開業年月日 | 1914年6月15日 |
概要
編集バーンピン駅はタイ王国北部プレー県の人口約5万6千人が暮らすローン郡にある。駅の正面側は西向きであり、同郡のタムボンの一つであるバーン・ピン町の中心部に位置する。バーン・ピン町自体は人口7,800人ほどの小さな町で、市街地には個人商店以外には目立った商業施設や宿泊施設等もなく、北線の特急停車駅の中でもひときわ周辺人口の少ない駅であるが、12,300人の人口を擁するホァイ・オー町など、隣接する町村からの利用客も多い。当駅は首都バンコクから563.86km地点にあり、特急列車利用で8時間程度である。当駅と北側の隣駅との間に全長130.20mのフアイメーラントンネルがある。
二等駅であり1日当たり10列車(5往復)が発着しその内訳は、特急2往復、急行1往復、快速1往復、普通1往復である。また当駅を含むロッブリー駅より終点チエンマイ駅までは、単線区間である。
歴史
編集1914年6月15日にチエンマイを目指し延伸工事を行っていた北本線は、フアイメータ停車場より当駅までの区間が完成し、当駅は終着駅として開業した。開業して11箇月後の1915年5月1日に、パーコー停車場まで延伸開業により途中駅となった。
- 1914年6月15日 【開業】フアイメータ停車場 - バーンピン駅 (9.44km)
- 1915年5月1日 【開業】バーンピン駅 - パーコー停車場 (17.36km)
駅構造
編集単式及び島式1面の複合型ホーム2面2線をもつ地上駅であり、駅舎はホームに面している。三階建ての駅舎の設計は大学生によるもので山小屋風の建物である[1]。
脚注
編集- ^ 渡邉乙弘 『タイ国鉄4000キロの旅』 (文芸社、2013年)p.317
参考文献
編集- 岡本和之 『タイ鉄道旅行』 (めこん、1993年)ISBN 4-8396-0080-5
- 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)ISBN 978-4-87698-848-8
- 渡邉乙弘 『タイ国鉄4000キロの旅』 (文芸社、2013年)ISBN 978-4-286-13041-5