バーンパイ駅

タイの鉄道駅

バーンパイ駅(バーンパイえき、タイ語: สถานีรถไฟบ้านไผ่ )は、タイ王国東北部コーンケン県バーンパイ郡にある、タイ国有鉄道東北線・北線である。

バーンパイ駅
บ้านไผ่
Ban Phai
バーンハン (10.90 km)
(15.88 km) バーンヘート
地図
所在地 タイ王国の旗 タイ王国
コーンケン県
バーンパイ郡
北緯16度3分34.2秒 東経102度43分31.6秒 / 北緯16.059500度 東経102.725444度 / 16.059500; 102.725444
駅番号 2152
所属事業者 タイ国有鉄道
等級 二等駅
所属路線 東北本線・北線
キロ程 407.72 km(クルンテープ駅起点)
電報略号 บผ.
駅構造 高架駅
ホーム 2面4線
開業年月日 1933年4月1日
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概要

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バーンパイ駅は、タイ王国東北部コーンケン県の人口10万人が暮らすバーンパイ郡に位置する。ほぼ町の中心部に位置し、駅の正面側は東向きである。

クルンテープ駅バンコク)より407.72 km地点に位置し、急行列車利用で7時間30程度である。二等駅であり、1日に14本(7往復)の列車が発着しその内訳は、急行3往復、快速1往復、普通3往復である。 

当駅付近に新設される予定の分岐点バーンノーンウェーンライ(บ้านหนองแวงไร่ )より、マハーサーラカームローイエットムックダーハーンを経由し、東北部ラオス国境のナコーンパノムに至る全長355 kmの支線が2027年開通予定である[1][2]

歴史

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タイ最初の官営鉄道であるクルンテープ駅 - アユタヤ駅間が1897年3月26日に開業した[3]。その後当初計画のナコンラチャシーマ駅まで完成すると、北本線、南本線の工事が始まりしばらく東北線の動きはなかった。北本線、南本線の完成後、東北線をウボンラーチャターニーまで延長する事になり1930年4月1日に完成した。その後ようやくウドーンターニー方面への工事が開始され、1933年4月1日に当駅を含むコーンケン駅までの完成をみた。

駅構造

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2019年より供用開始した高架新駅は島式2面4線ホームを備える。

  • 高架化工事完成に伴い、ホーム高が従来にくらべ約60cmかさ上げとなった結果、乗降に支障が生じたことから、車両側に対し改修が行われることとなった[5]

駅周辺

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脚注

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  1. ^ “タイ国鉄コンケン―ナコンパノム線建設 全長355キロ、2025年開通目指す”. newsclip. (2019年5月28日). http://www.newsclip.be/article/2019/05/29/39851.html 2019年6月26日閲覧。 
  2. ^ เวนคืนทางคู่ “บ้านไผ่-นครพนม” รถไฟ 6.6 หมื่นล้าน เปิดประเทศเชื่อม AEC” (タイ語). プラチャーチャート・トゥラギット (2021年9月24日). 2022年5月19日閲覧。
  3. ^ 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 p.25
  4. ^ เปิดใช้แล้ว! สถานีรถไฟทางคู่บ้านไผ่ จ.ขอนแก่น” (タイ語). Workpoint News (2019年2月13日). 2019年6月28日閲覧。
  5. ^ タイ国鉄、駅改築でプラットホームと乗降口の段差60センチ”. newsclip (2019年4月7日). 2019年6月28日閲覧。

参考文献

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  • 岡本和之 『タイ鉄道旅行』 (めこん、1993年)ISBN 4-8396-0080-5
  • 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)ISBN 978-4-87698-848-8
  • 渡邉乙弘 『タイ国鉄4000キロの旅』 (文芸社、2013年)ISBN 978-4-286-13041-5

関連項目

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