バーロ (Barro) は、スペインガリシア州ポンテベドラ県の自治体、コマルカ・デ・ポンテベドラに属する。ガリシア統計局によると、2011年の人口は3,668人(2010年:3,642人、2009年:3,583人、2004年:3,380人)である[1]。住民呼称は、男女同形のbarrense、またはbarrés/-esa。

Barro

{{{市章説明}}}


自治体庁舎
 ガリシア州
 ポンテベドラ県
コマルカ ポンテベドラ
司法管轄区 カルダス・デ・レイス
面積 37.6 km² [1]
教区数 6
居住地区数 37
標高 61m
人口 3,668 人 (2011年)
人口密度 97.6 [1] 人/km²
住民呼称 barrense、barrés/-esa
ガリシア語率 99.15% (2011年[2]
自治体首長
(2011年)
ホルヘ・フランシスコ・カルボ・ペストニ
ト(PPdeG
Barroの位置(スペイン内)
Barro
Barro
スペイン内バーロの位置
Barroの位置(ポンテベドラ県内)
Barro
Barro
ポンテベドラ県内バーロの位置

北緯42度31分30秒 西経8度38分50秒 / 北緯42.52500度 西経8.64722度 / 42.52500; -8.64722座標: 北緯42度31分30秒 西経8度38分50秒 / 北緯42.52500度 西経8.64722度 / 42.52500; -8.64722

ガリシア語話者の自治体住民に占める割合は99.15%(2001年)。

地理

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バーロはポンテベドラ県の北西部に位置し、コマルカ・デ・ポンテベドラに属する。隣接する自治体は、北から西にかけてがポルタス、東がモラーニャ、南がポンテベドラポイオ、西がメイスである。自治体中心地区はペルデカナイ教区のサント・アントニーニョ地区[3]

バーロはカルダス・デ・レイス司法管轄区に属す[4]

人口

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出典:INE(スペイン国立統計局)1900年 - 1991年[5]、1996年 - [6]

住民は6の教区の37の地区(集落)に居住する[1]

歴史

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この地の最初の人類の痕跡は、カストロ文化(Cultura castrexa)時代のもので、バンドゥフェのカストロで発見されている。この地域のローマ化はItinerario de Antoninoに記されている、この地域の南北を貫いているローマ街道vía XIX(Aquis celenis)によってなされた。この街道は現在、ポルトガルからのサンティアゴ巡礼路、またはN-550号線と並行、もしくはほぼ同じルートとなっている。

フロリダブランカの国勢調査(Censo de Floridablanca)の文書によれば、旧体制下では、現在の自治体を構成する教区はサンティアーゴ県のペニャフロール司法管轄区に属していたことが記されている。1812年のカディス憲法以後、自治体の境界画定によってバーロはトラスミア(Trasumia)に属することになり、また司法区はカルダス・デ・レイス司法管轄区に属した。1822年ガリシアが4県に再編された際には、以前と同様トラスミアに属したままであった。

1823年10月1日のフェルナンド7世の王令によって旧体制が終焉。1835年7月23日の王令によって新しい自治体が創設されることとなり、同年8月23日、7つの教区によって構成される人口2,459人の新自治体バーロが創設された。ポンテベドラ県が誕生すると、1836年6月22日、バーロはロマイ教区をポルタスに移管して6つの教区で、同県に属すことになった。バーロは最終的に、1836年12月3日の県公報によってその創設が布告された。

1900年にサン・アントニーニョ地区に自治体庁舎が移るまで、ポランス地区が自治体の中心であった。

政治

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自治体首長はガリシア国民党 (PPdeG) のホセ・アントーニオ・ランディン・エイリン (José Antonio Landín Eirín)、自治体評議員はガリシア国民党:7、ガリシア民族主義ブロック (BNG) :3、ガリシア社会党 (PSdeG-PSOE) :1となっている(2007年自治体選挙結果)。

教区

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バーロは6の教区に分けられる。太字は自治体中心地区のある教区[3]

  • アグデーロ(サン・マルティーニョ)
  • バーロ(サン・ブレイショ)
  • クーロ(サンタ・マリーア)
  • ペルデカナイ(サンタ・マリーア)
  • ポルテーラ(サン・マメーデ)
  • バリーニャス(サント・アンドレ)

参考文献・脚注

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  1. ^ a b c d IGE(ガリシア統計局)” (ガリシア語). ガリシア自治州政府. 2012年9月8日閲覧。
  2. ^ Neira, Carlos (ガリシア語), Evolución no uso do galego por concellos, Praza Pública., http://praza.gal/recurso/1263/evolucion-no-uso-do-galego-por-concellos/ 
  3. ^ a b Dicionario Xeográfico Ilustrado de Galicia vol.3、p.234-236、Xeogal Publicacións、2009、ISBN 978-84-613-5812-0
  4. ^ Caldas de Reis, partido judicial nº12 de Pontevedra” (スペイン語). Consejo General de los Procuradores de España. 2012年9月8日閲覧。
  5. ^ Poblaciones de hecho desde 1900 hasta 1991. Cifras oficiales de los Censos respectivos.
  6. ^ Cifras oficiales de población resultantes de la revisión del Padrón municipal a 1 de enero.

外部リンク

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