バーレーン・ワールド・トレード・センター
バーレーン・ワールド・トレード・センター(英: Bahrain World Trade Center、BWTC)あるいは日本語でバーレーン世界貿易センターはバーレーンの首都・マナーマに2008年に完成した超高層ビル。
バーレーン・ワールド・トレード・センター | |
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情報 | |
用途 | 商業用 |
設計者 | Atkins |
階数 | 50 |
高さ | 240m |
エレベーター数 | 4 |
着工 | 2004年 |
竣工 | 2008年 |
所在地 | バーレーン、マナーマ |
座標 | 北緯26度14分21秒 東経50度34分53秒 / 北緯26.23917度 東経50.58139度座標: 北緯26度14分21秒 東経50度34分53秒 / 北緯26.23917度 東経50.58139度 |
概要
編集バーレーン世界貿易センターは、高さ240m(50階)が2棟のツインタワーである。バーレーン・フィナンシャル・ハーバー(260mのツインタワー)に次いでバーレーン国内では高さが2番目である。
2つのタワーは3つの連絡通路、いわゆる「スカイブリッジ」で結ばれており、各々の連絡通路に225kwの風力発電用の風力タービンが建設された。3基合計で675kwの電力を発生する[1]。これは2つのタワーの総電力消費量の11%から15%を賄うと計算されている[2][3]。風力タービンを付設した超高層ビルは、世界で初の試みで、各種の建築賞を受賞した超高層ビルである。設計はイギリスのアトキンス社 (Atkins)。
風力タービン
編集1つの風力タービンの直径は29mで、ペルシア湾からの風を最大に受けるために、全て北側を向いている。2つのタワーは、同じアトキンス社が設計したアラブ首長国連邦・ドバイのブルジュ・アル・アラブに良く似た帆の形をしているが、これは風力タービンに垂直に風流を集約するために、どの方角からの風も2つのタワーの両側から45度に流れ込むように、漏斗のような形状でデザインされたためである[4]。
脚注
編集- ^ “中東バーレーンの首都に聳え立つ 超高層ビルの独特すぎる造形の理由は”. 文藝春秋 (2016年8月22日). 2018年9月17日閲覧。
- ^ “"Bahrain builds first wind powered towers: architect”, Reuters, (2007-03-19)
- ^ “巨大風力タービン、バーレーンの商業ビルの電力1割以上を供給”. AFP通信. (2008年4月9日) 2017年11月11日閲覧。
- ^ “Bahrain World Trade Center, Bahrain”, designbuild-network, (2007), オリジナルの2008年4月11日時点におけるアーカイブ。