バーレーンの首相
バーレーンの政府の長
バーレーンの首相(バーレーンのしゅしょう)は、バーレーン王国における政府の長。
バーレーン王国 首相 رئيس وزراء البحرين | |
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種類 | 政府の長 |
庁舎 | アル=クダイビヤ宮殿 |
任命 | 国王 |
創設 | 1970年1月19日 |
初代 | ハリーファ・ビン・サルマーン・アール・ハリーファ |
職務代行者 | 副首相 |
概要
編集2002年2月14日に公布されたバーレーン憲法では、首相は国王より任命・罷免される(第33条)。バーレーン国籍を有する30歳以上などが就任の条件で、代議員である必要はない(第45条)。代議院(下院)における信任決議は行われないほか、不信任決議の可決には代議院での3分の2以上の賛成ののち、さらに国民議会での3分の2以上の賛成が必要である(第67条)。
首相は議会の招集を国王に要請できる(第101条)。代議院に対する法案提出は首相が行う(第81条)。また可決された法案は全て評議院(上院)が首相に送付し、首相は国王に提出する(第86条)[1]。
独立前の1970年1月19日よりハマド・ビン・イーサ・アール・ハリーファ国王の叔父(父親の弟)にあたるハリーファ・ビン・サルマーン・アール・ハリーファが半世紀以上に渡り首相を務め、2020年11月11日に現職のまま死去した[2]。後任には、2013年3月より第1副首相を務めていたサルマーン王太子が任命された[3]。
ハリーファ・ビン・サルマーン首相時にはこの他に4人の副首相がいた[4]。
歴代首相の一覧
編集代 | 肖像 | 氏名 | 就任日 | 退任日 | 備考 |
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バーレーン首長国首相 | |||||
1 | ハリーファ・ビン・サルマーン・アール・ハリーファ | 1970年1月19日 | 1971年8月15日 | ||
バーレーン首相 | |||||
1 | ハリーファ・ビン・サルマーン・アール・ハリーファ | 1971年8月15日 | 2020年11月11日 | 在任中に死去 | |
2 | サルマーン・ビン・ハマド・アール・ハリーファ | 2020年11月11日 | (現職) | 王太子 |
出典
編集- ^ “バーレーン王国憲法” (PDF). 在日バーレーン大使館. 2020年11月11日閲覧。
- ^ “バーレーン首相死去、84歳 世界最長の在任期間”. AFPBB News. フランス通信社. (2020年11月11日) 2020年11月11日閲覧。
- ^ “Bahrain names crown prince Salman Al Khalifa as new PM”. Gulf News. (2020年11月11日) 2020年11月12日閲覧。
- ^ Kerr, Simeon (2013年3月11日). “Bahrain crown prince given political role”. フィナンシャル・タイムズ (ドバイ) 2020年11月11日閲覧。
関連項目
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