バーミンガム・ニューストリート駅
バーミンガム・ニューストリート駅(英語:Birmingham New Street station)は、イギリスのイングランド、バーミンガムの中心部にある主要な鉄道駅である。駅は半地下構造となっており、12線の通過式プラットフォームと1線の切欠きプラットフォームを備えている。バーミンガム中心部には他にスノーヒル駅とムーアストリート駅がある。
バーミンガム・ニューストリート駅 | |
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東口 | |
Birmingham New Street | |
所在地 | イングランド・バーミンガム・ニューストリート |
管理者 | ネットワーク・レール |
略号 | BHM |
ホーム | 13線 |
開業年月日 | 1854年 |
この駅はウェスト・コースト本線のバーミンガム・ループ上にあり、イギリスの鉄道の主要結節点である。乗降客数はロンドンの外では最大である。
現在は、ナショナル・レールのうちクロスカントリー、ウェスト・ミッドランズ・トレインズ、アヴァンティ・ウェスト・コースト、トランスポート・フォー・ウェールズの列車が発着し、ロンドン、リバプール、マンチェスター、グラスゴー、ブリストル、カーディフなど、グレートブリテン島の主要各都市へ列車が多く運行されている。管理・運営は、ネットワーク・レールが行っている。
歴史
編集1854年、ロンドン・アンド・ノース・ウェスタン鉄道のターミナル駅として開業した。プラットフォームを覆うトレインシェッドは長さ256m、幅64mの大規模なもので、シングルアーチとしては当時世界最大であった。駅舎はイタリア風の建物でステイションホテルが入居していた。駅の設計には著名な鉄道技師ロバート・スチーブンソンが参加していた。
1885年、南側にトレインシェッドが増築され、ミッドランド鉄道が使用することになった。
1923年、ロンドン・アンド・ノース・ウェスタン鉄道とミッドランド鉄道が統合し、1948年には国有化された。
1960年代には駅の老朽化が顕著となったため、建て替え工事が実施された。工事は1967年に完成した。
2010年から2015年にかけて、再び建て替え工事が実施された。
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トレインシェッド 1854年
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駅舎 1885年
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上空から 1920年頃
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1960年代の改築後の駅舎
発着列車
編集以下の本数は1時間当たりの列車発着本数を表す。
- 3本 ユーストン駅行き(390形)
- 1本 グラスゴー・セントラル駅またはエディンバラ・ウェイバリー駅行き(390形・221形)
- 1本 ピーターバラ、レスター経由スタンステッド空港行き (170形使用)。
- 1本 カーディフ中央駅行き
- 1本 ダービー経由ノッティンガム行き (170形使用)。
- 1本 リーズ経由エディンバラ・ウェイバリー駅行き
- 1本 プリマス行き
- 2本 マンチェスター・ピカデリー駅行き
- 1本 ボーンマス行き (220形、221形使用)。
- 1本 ブリストル・テンプル・ミーズ駅行き (220形、221形使用)。
- 1本 ドンカスター経由ニューカッスル行き
- 1本 レディング行き (220形、221形使用)。
グラスゴー、アバディーン、ギルフォード、ペンザンス方面の一部のサービスは続ける。
- 3本 ブロムスグローブ行き
- 3本 レディッチ行き
- 6本 フォー・オーク行き (延長時:リッチフィールド行き)
- 2本 ウルヴァーハンプトン行き
- 2本 コヴェントリー/ノーザンプトン行き
- 1本 ヘレフォード行き
- 1本 シュルーズベリー行き
- 2本 ウォルソール行き
- 2本 ルージリー行き
- 1本 クルー行き
- 3本 ノーサンプトン経由ユーストン行き
- 1本 バーミンガム国際行き
- 2本 クルー経由リヴァプール・ライム・ストリート駅行き
- 1本 バーミンガム国際行き
- 1本 シュルーズベリー経由アベリストウィス/プスヘリまたはホーリーヘッド行き (158形使用)。
乗降客数
編集2018年度 上位5駅[1]
- 1ウォータールー駅 9419万人
- 2ロンドン・ヴィクトリア駅 7471万人
- 3リバプール・ストリート駅 6948万人
- 4ロンドン・ブリッジ駅 6130万人
- 5ニューストリート駅 4792万人
隣の駅
編集- ナショナル・レール
- ■トランスポート・フォー・ウェールズ
- カンブリア線
- バーミンガム国際駅 -バーミンガム・ニュー・ストリート駅 - ウルヴァーハンプトン駅
- カンブリア線
- ■クロスカントリー
- バーミンガム=ピーターバラ線
- バーミンガム・ニュー・ストリート駅 - ウォーター・オートン駅またはコールズヒル・パークウェイ駅
- バーミンガム・ニュー・ストリート駅 - コールズヒル・パークウェイ駅
- クロス・カントリー・ルート
- バーミンガム国際駅 - バーミンガム・ニュー・ストリート駅 - ウルヴァーハンプトン駅
- チェルトナム・スパ駅 - バーミンガム・ニュー・ストリート駅 - タムワース駅
- ブリストル-マンチェスター
- チェルトナム・スパ駅 - バーミンガム・ニュー・ストリート駅 - ウルヴァーハンプトン駅
- レディング-ニューカッスル
- レミントン・スパ駅 - バーミンガム・ニュー・ストリート駅 - ダービー・ミッドランド駅
- カーディフ-ノッティンガム
- ユニバーシティー駅 - バーミンガム・ニュー・ストリート駅 - ウォーター・オートン駅
- バーミンガム=ピーターバラ線
- ■ウェスト・ミッドランズ・トレインズ
- バーミンガム-ヘレフォード
- バーミンガム・ニュー・ストリート駅 - ファイヴ・ウェイズ駅
- クロス=シティ線
- ファイヴ・ウェイズ駅 - バーミンガム・ニュー・ストリート駅 - ダデストン駅
- チェイス線
- バーミンガム・ニュー・ストリート駅 - テーム・ブリッジ・パークウェイ駅
- ラグビー=バーミンガム=スタッフォード線
- Adderley Park station - バーミンガム・ニュー・ストリート駅 - スメスウィック・ロルフ・ストリート駅
- バーミンガム-ヘレフォード
- ■アヴァンティ・ウェスト・コースト
- ウェスト・コースト本線
- バーミンガム国際駅 - バーミンガム・ニュー・ストリート駅
- バーミンガム国際駅 - バーミンガム・ニュー・ストリート駅 - サンドウェル・アンド・ダドレー駅
- ウェスト・コースト本線
脚注
編集- ^ “Estimates of station usage”. en:Office of Rail and Road. 20 Oct 2020閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 駅情報 - ネットワーク・レール
- 駅情報 - ナショナル・レール