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バージェス・バタフライフィッシュ

バージェス・バタフライフィッシュ（学名：Chaetodon burgessi）は、スズキ目チョウチョウウオ科に分類される魚類の一種。種小名は魚類学者バージェスへの献名である[1]。日本に生息するチョウチョウウオ科の魚の中でトンプソン・バタフライフィッシュとともに和名がない。

バージェス・バタフライフィッシュ
Chaetodon burgessi
分類
界 : 動物界 Animalia
門 : 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
綱 : 条鰭綱 Actinopterygii
目 : スズキ目 Perciformes
亜目 : スズキ亜目 Percoidei
科 : チョウチョウウオ科 Chaetodontidae
属 : チョウチョウウオ属 Chaetodon
種 : バージェス・バタフライフィッシュ C. burgessi
学名
Chaetodon burgessi
G. R. Allen & Starck, 1973
英名
Burgess' butterflyfish
Black and white butterflyfish
Black-barred butterflyfish

形態

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  • 全長14cm[2]。
  • 目を通る帯、頭部から胸鰭にかけての帯、体側後部が黒い。
  • 白い部分が黄色に近い個体も存在する[注釈 1]。

生態

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雑食とされる[2]。

水深35-85m[2]のサンゴ礁にペアで生息している[3]。

分布

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西部太平洋[2]。日本では久米島で観察されている[2]。

人とのかかわり

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観賞魚。性格は臆病で、深場に生息するチョウチョウウオ科の魚の中では飼育が難しい[4]。

脚注

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注釈

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  1. ^ 久米島の個体は黄色いことが多い[2]。

出典

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  1. ^ Christopher Scharpf & Kenneth J. Lazara (2022年5月23日). “Order ACANTHURIFORMES (part 1): Families LOBOTIDAE, POMACANTHIDAE, DREPANEIDAE and CHAETODONTIDAE”. The ETYFish Project. 2021年10月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月25日閲覧。
  2. ^ a b c d e f 中村(2003).
  3. ^ Dianne J. Bray. “Chaetodon burgessi”. Fishes of Australia. ミュージアム・ビクトリア. 2021年6月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月25日閲覧。
  4. ^ 荒俣、中村(1997).

参考文献

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  • 荒俣宏、中村庸夫（写真）『チョウチョウウオの地球』エムピージェー、1997年、78頁。ISBN 4-89512-223-9。 
  • 中村庸夫『チョウチョウウオガイドブック』TBSブリタニカ、2003年、96頁。ISBN 4-484-03404-2。 

関連項目

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外部リンク

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