バロン・トランプ

アメリカの男性、アメリカ大統領・ドナルド・トランプ子息 (2006-)

バロン・ウィリアム・トランプ(Barron William Trump、2006年3月20日 - )[1]は、アメリカ合衆国テレビ番組の出演者であり、第45代アメリカ合衆国大統領ドナルド・トランプの第5子で、ドナルドの3番目の妻で現在の妻であるメラニア・トランプの唯一の息子である。

バロン・トランプ

Barron Trump
2025年1月、ホワイトハウス
生誕 バロン・ウィリアム・トランプ
Barron William Trump

(2006-03-20) 2006年3月20日(18歳)[1][2]
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市マンハッタン
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
スロベニアの旗 スロベニア
出身校 コロンビア・グラマー・アンド・プレパラトリー・スクール
セント・アンドリューズ・エピスコパル・スクール
オックスブリッジ・アカデミー
職業 アプレンティス出演者
活動拠点 アメリカ
身長 206 cm (6 ft 9 in)
テレビ番組 アプレンティス
ドナルド・トランプ(父)
メラニア・トランプ(母)
親戚 フレデリック・トランプ(曾祖父)
フレッド・トランプ(祖父)
ドナルド・トランプ・ジュニア(異母兄)
イヴァンカ・トランプ(異母姉)
エリック・トランプ(異母兄)
ティファニー・トランプ(異母姉)
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来歴

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ニューヨーク州ニューヨーク市マンハッタン生まれ。父ドナルドが59歳の時に誕生しており、当時父がホストを務めていたリアリティ番組『アプレンティス』でも話題になった。翌2007年から同番組に出演 [3]

マンハッタンのコロンビア・グラマー・アンド・プレパラトリー・スクール 、メリーランド州ポトマックのセント・アンドリューズ・エピスコパル・スクール、フロリダ州パームビーチのオックスブリッジ・アカデミーで教育を受けたのち、2024年、ニューヨーク大学スターン・スクール・オブ・ビジネスに進学した[4]

父ドナルドの政治活動との関わり

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2017年1月、大統領就任式にて
 
2016年共和党全国大会にて。右からメラニア、バロン、ティファニー

2016年アメリカ合衆国大統領選挙に父ドナルドが出馬したことを機にテレビ出演した。特にドナルドが選挙人を獲得した際の演出は世界中から注目されている[5][6][7][8][9]ジョン・F・ケネディの息子、ジョン・F・ケネディ・ジュニアが、父親の大統領在職中にホワイトハウスに入って以来の「ファーストボーイ」と言われ[10]、父から約半年遅れの2017年6月に母とともにホワイトハウスへ引っ越した[11][12]

2024年5月8日には共和党フロリダ州の代議員としてバロンを選出したと発表し、これは政界への足がかりとも見做された。ドナルド陣営はバロン本人も政治に興味があると証言していたが[13]、わずか2日後の5月10日に母メラニアの事務所がバロンの州代議員辞退を発表した[14]

2024年アメリカ合衆国大統領選挙では、選挙活動で若い有権者の支持を集めるために若者に人気なポッドキャストTikTokを活用するよう父ドナルドを説得したとされる[15][16][17]

脚注

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  1. ^ a b Tempesta, Erica (March 21, 2016). “Tiffany Trump enjoys ANOTHER weekend at Donald's Mar-a-Lago estate with Democrat boyfriend Ross but still remembers to wish half-brother Barron a 'happy 10th birthday' ”. Daily Mail. http://www.dailymail.co.uk/femail/article-3502894 December 20, 2016閲覧。 
  2. ^ Happy 10th birthday to my little brother!
  3. ^ Barron Trump”. IMBd (2024年2月20日). 2025年2月6日閲覧。
  4. ^ ドナルド・トランプ米大統領が溺愛する末っ子バロン・トランプについて知りたい14の事実”. ELLE (2025年1月23日). 2025年2月6日閲覧。
  5. ^ 川普當選總統後 中共見此新聞癱軟(多圖)”. 人民報 (2016年12月4日). 2025年2月6日閲覧。
  6. ^ First Lady Melania Trump – Wer ist die Frau an Trumps Seite?”. Berliner Morgenpost (2016年11月14日). 2025年2月6日閲覧。
  7. ^ Trump'ın oğlu öyle bir şey yaptı ki...”. VATAN (2016年11月10日). 2025年2月6日閲覧。
  8. ^ トランプ氏三男・バロン君が全世界でモテモテ「眠そうなバロン君をベッドに連れていきたい!」”. スポーツ報知 (2016年11月12日). 2025年2月6日閲覧。
  9. ^ What's it like growing up in the White House?”. BBC (2017年6月16日). 2025年2月6日閲覧。
  10. ^ Barron becomes "First Boy" since JFK Jr”. CNN (2016年11月10日). 2025年2月6日閲覧。
  11. ^ トランプ氏の妻子、当面ホワイトハウス入りせず”. CNN (2016年11月21日). 2025年2月6日閲覧。
  12. ^ 当面はホワイトハウスに“一人住まい” 10歳のバロン君の通学で”. 産経ニュース (2016年11月21日). 2025年2月6日閲覧。
  13. ^ “トランプ氏三男政界進出か バロンさん、州代議員に”. 47NEWS. 共同通信社. (2024年5月10日). https://www.47news.jp/10901598.html 2024年5月10日閲覧。 
  14. ^ “トランプ氏三男バロンさん、「政界デビュー」辞退”. AFPBB News. フランス通信社. (2024年5月11日). https://www.afpbb.com/articles/-/3518901 2024年5月11日閲覧。 
  15. ^ “SNSだけじゃない! 「若者に届く」ポッドキャストに脚光―米大統領選でトランプ氏活用”. 時事ドットコム. 時事通信. (2024年12月16日). https://www.fnn.jp/articles/-/817124 2025年1月28日閲覧。 
  16. ^ “How Donald Trump Went From Backing a TikTok Ban to Backing Off”. NYT. ニューヨーク・タイムズ. (2024年12月28日). https://www.nytimes.com/2024/12/28/us/politics/trump-tik-tok-ban.html 2025年1月28日閲覧。 
  17. ^ “【解説】「すごく混乱」米でTikTokサービス再開は息子の“一声”か?「中国政府がイーロン・マスク氏に売却検討」報道も…トランプ氏の狙いとは”. FNNプライムオンライン. フジニュースネットワーク. (2025年1月21日). https://www.fnn.jp/articles/-/817124 2025年1月28日閲覧。