バルボフィラム・カルンキュラタム
バルボフィラム・カルンキュラタム Bulbophyllum carunculatum は、マメヅタラン属のラン科植物。この類では大きな黄色い花を付ける。ただし匂いは臭い。
バルボフィラム・カルンキュラタム | ||||||||||||||||||||||||
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バルボフィラム・ロビー
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分類(APG III) | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Bulbophyllum carunculatum |
特徴
編集常緑性の草本で着生植物[1]。偽球茎は互いに接して着き、卵形で長さは4cm程になる。葉は楕円形で肉厚、長さは20-25cmになる。花茎は長さ30cm以上に達し、先端近くに複数の花を付けるが、1輪ずつ開花する。花は長さが10cmに達する。萼片と側花弁はいずれも鮮黄色で光沢がある。側萼片は互いに沿うように伸びるが、互いにくっつかない。側花弁は萼片より短い。唇弁は肉質で黒紫色、基部は塊状になっており、先端は肉質の棒状になり、表面には疣状の突起がある。花は腐肉のような悪臭を放ち、ハエを誘引する。
分布と生育環境
編集利用
編集洋ランとして栽培される。ただし広く普及はしていない。本属のものでは花が大きい方であり、また鮮やかな黄色が美しい。ただし香りは悪い[3]。
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偽鱗茎と葉
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花の側面と唇弁の形
出典
編集参考文献
編集- 齋藤亀三、『世界の蘭 380』,(2009)、主婦の友社(主婦の友ベストBOOKS)
- 大場良一監修、『失敗しない洋ラン入門』、(2010)、主婦の友社(主婦の友生活シリーズ