バリンデカルボキシラーゼ
バリンデカルボキシラーゼ(Valine decarboxylase、EC 4.1.1.14)は、以下の化学反応を触媒する酵素である。
- L-バリン2-メチルプロパンアミン + 二酸化炭素
従って、この酵素の1つの基質はL-バリン、2つの生成物は2-メチルプロパンアミンと二酸化炭素である。
この酵素は、リアーゼ、特にカルボキシリアーゼに分類される。系統名は、L-バリン カルボキシリアーゼ(2-メチルプロパンアミン生成)である。その他よく用いられる名前に、leucine decarboxylase、L-valine carboxy-lyase等がある。
補因子としてピリドキサールリン酸を必要とする。
出典
編集- Sutton CR and King HK (1962). “Inhibition of leucine decarboxylase by thiol-binding reagents”. Arch. Biochem. Biophys. 96 (2): 360–370. doi:10.1016/0003-9861(62)90421-6. PMID 13918558.