バラクラヴァ (ウクライナ語ロシア語:Балаклава,クリミア・タタール語:Балыкълава,英語:Balaklava) は、クリミア半島南西岸の町である。黒海に面す。

バラクラヴァ

Балаклава
Балыкълава
バラクラヴァの旗
バラクラヴァの紋章
紋章
セヴァストポリの位置
セヴァストポリの位置
  4: セヴァストポリ市内のバラクラヴァ
  4: セヴァストポリ市内のバラクラヴァ
北緯44度30分0秒 東経33度36分0秒 / 北緯44.50000度 東経33.60000度 / 44.50000; 33.60000座標: 北緯44度30分0秒 東経33度36分0秒 / 北緯44.50000度 東経33.60000度 / 44.50000; 33.60000
ロシアの旗 ロシア (実効支配)
 ウクライナ (国際的承認)
特別市 セヴァストポリの旗 セヴァストポリ
標高
10 m
人口
(2001)
 • 合計 30,000人
等時帯 UTC+4 (MSK)
市外局番 +380-692
ウェブサイト http://balaklava.crimea.ua/

行政上は、クリミア自治共和国に属さない特別市セヴァストポリ内の4ラヨン)の1つである。

バラクラヴァはウクライナ語ロシア語での発音に基づくカナ表記で、クリミア・タタール語での発音はBalıqlava で、それにより忠実なカナ表記をするとバルクラヴァが近い。

歴史

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古代ギリシャによりシンボロン (Συμβολον, Symbolon) として建設され、商業都市となった。

中世にはビザンチン帝国ヤンボリ (Yamboli) となった。

1365年にはジェノヴァ共和国チェンバロ (Cembalo) となり交易都市として繁栄した。

1475年にはオスマン帝国バルクラヴァ (Balıklava) となった。この名はトルコ語で「魚の巣」を意味する[1]

1783年、クリミア全土がロシア帝国領となった。

1854年クリミア戦争中のバラクラヴァの戦いにより世界的に知られるようになった。

ソ連時代には、原子力潜水艦の秘密基地があった(1993年廃港)。

脚注

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