アルノ・ババジャニアン
アルメニアの作曲家、ピアニスト (1921-1983)
(ババジャニアンから転送)
アルノ・ババジャニアン | |
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基本情報 | |
出生名 | Առնո Բաբաջանյան |
生誕 |
1927年11月9日 ソビエト連邦 エレバン |
死没 |
1983年11月1日(62歳没) ソビエト連邦 モスクワ |
学歴 |
エレバン音楽院 モスクワ音楽院 |
ジャンル | クラシック音楽 |
職業 | ピアニスト、作曲家 |
担当楽器 | ピアノ |
アルノ・ババジャニアン(アルメニア語: Առնո Բաբաջանյան;ロシア語: Арно́ Арутю́нович Бабаджаня́н, ラテン文字:Arno Babadzhanian、1921年1月22日 - 1983年11月11日)は、アルメニアの作曲家でピアニスト。民族的色彩の強い作品を残す。
経歴
編集1921年、エレバン出身。エレバン音楽院で学んだ後、1947年にモスクワ音楽院に行き、ピアノと作曲を専攻した。1950年、アルメニアに戻りピアニスト兼母校の教師として活動を始めた。この年に2つのピアノのための「アルメニア狂詩曲」を作曲し代表作の1つになった。
1952年に「ピアノトリオ」を作曲、1954年にオーケストラのための「詩的狂詩曲」を作曲した。1959年に「ヴァイオリンとピアノのためのソナタ」を作曲、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチに「チェロ協奏曲」を献呈した。1965年にはピアノのための「6枚の描写」を作曲。1981年にはピアノのための「ノクターン」、ジャズ・アンサンブルのための交響曲を作曲した。他に室内楽、歌曲、映画音楽を作曲している。
1983年、モスクワで死去。
受賞・栄典
編集- 1950年:ピアノと管弦楽のための「英雄的バラード」でスターリン賞と労働赤旗勲章を受章。
- 1956年:アルメニア共和国人民芸術家
- 1971年:ソ連人民芸術家
- 1974年6月:第3回東京音楽祭にてムスリム・マゴマエフの歌った『観覧車』(ロシア語: Чёртово колесо、作詞:エフトゥシェンコ)により作曲賞を受賞。
文献
編集- Arno Arutjunowitsch Babadshanjan: Musik in Geschichte und Gegenwart. S. 4173, MGG (alt) Bd. 15, S. 367, Bärenreiter, 1986.
- Arno (Arutjunovic) Babajanyan: Musik in Geschichte und Gegenwart MGG (neu) Personenteil 1, 1241-1242, Bärenreiter, 1999.