バインカン
(バイン・カインから転送)
バインカン (ベトナム語:Bánh canh、バインカインとも) はベトナム料理のひとつで、タピオカ粉か、あるいはタピオカ粉と米粉を混ぜ合わせて作られる太い麺。
- バインカン・クア:濃厚なカニの出汁で、しばしばウズラの卵が乗せられる。
- バインカン・ボット・ロック:より透明で、麺に弾力がある。
- バインカン・チャー・カー:魚のすり身を入れたバインカンで、ベトナム南中部において一般的である。
- バインカン・ゾー・ヘオ・トム・ティット:豚足とエビを入れたバインカン。
- バインカン・チャンバン:ベトナム南東部の町チャンバンで作られるバインカンで、茹でた豚肉とタピオカ麺、現地の香草と共に供される[1]。
- バインカン・トム:ココナッツミルクが混ぜられたエビ風味の出汁のバインカン。
バインカン | |
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豚肉と魚のすり身、エビのすり身、揚げ豆腐が入ったバインカン | |
別名 | バインカイン |
種類 | スープ |
発祥地 | ベトナム |
地域 | 東南アジア |
主な材料 | タピオカ粉、場合により米粉 |
関連項目
編集脚注
編集- ^ TITC. “Trang Bang rice noodle soup” (ベトナム語). Vietnam National Administration of Tourism. 2022年2月11日閲覧。