ハンドメイド・フィルムス

ハンドメイド・フィルムス(HandMade Films)はイギリス映画製作会社。1978年ジョージ・ハリスン弁護士デニス・オブライエン[注釈 1][1]と共同出資する形で設立した。[2]

概要

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モンティ・パイソンの映画『ライフ・オブ・ブライアン』はイエス・キリストの人生をパロディとして扱ったことから大手の製作会社が手を引いてしまったので、その制作を助ける形で設立された[3]

やがてイギリスの映画界の斜陽から勢いが下がり、1994年にカナダのパラゴン・エンターテインメントに売却された。ハリスンは完全に手を引き、更に会社を不正利用したとしてオブラインを告訴した[4]

ハンドメイド・フィルムスの手による作品の多くは、今は入手困難となっている。

作品

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ハンドメイド・フィルムス名義で製作された作品は以下の通り。

脚注

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注釈

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  1. ^ アメリカ人の弁護士で、1969年にピーター・セラーズの推薦を得てハリスンとファイナンシャル・アドバイザーの契約を結んだ。

出典

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  1. ^ Norman (2023), pp. 398–399.
  2. ^ Norman (2023), p. 501.
  3. ^ Norman (2023), pp. 453–454.
  4. ^ Norman (2023), p. 508.

引用文献

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  • Norman, Philip (2023). George Harrison: The Reluctant Beatle. London: Simon & Schuster. ISBN 978-1-3985-1341-9 

外部リンク

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