ハル常住
ハル 常住(ハル つねずみ、1955年7月9日 - )は東京都出身の実業家、マルチプロデューサー。健康促進・身体能力向上アドバイザー、ゴルフ指導者、ゴルフジャーナリスト、クラブ設計家、テレビ番組プロデューサー。本名は常住 治秀(つねずみ はるひで)[1]。
人物
編集日本体育大学在学中にアメリカ合衆国に留学。日本体育大学卒業後、駐日アメリカ合衆国大使館に勤務。その後、プロゴルファーのラリー・ネルソンに師事し米国で活動。帰国後に「ハルスポーツプロダクション」を設立。プロゴルファーの室田淳、丸山茂樹、田中秀道らのマネジメント業務に携わる一方、日本体育大学講師としてゴルフスイングの分析研究に従事。2000年に日本体育学会で「相対性スイング原理~ゴルフスイングの基礎」を発表。体幹・肩甲骨周囲の柔軟性を高める健康器具「パワーバランス」「楽体」考案。2012年新ゴルフクラブ「ファラオ」開発。2016年新ゴルフボール「ファラオ」開発。
略歴
編集来歴
編集大学時代
編集1974年日本体育大学に入学。ゴルフ部に所属。同期に室田淳がいる。同時期に日本大学で活躍していた倉本昌弘、牧野裕らと親交を持つ。器械体操の指導で米国に留学している。
大使館時代
編集1981年に駐日アメリカ合衆国大使館に入省。休日を利用して、国内のプロゴルフトーナメントに出場するため来日したグレッグ・ノーマンら海外招待選手の通訳を行う。
ゴルファー時代
かねてから親交のあったラリー・ネルソンに弟子入り。米国メトロポリタンゴルフクラブに所属。米国及び欧州でトーナメントに出場。1988年にVISA太平洋クラブマスターズでセベ・バレステロスのキャディを務めた。この大会でセベ・バレステロスは優勝。
研究活動
1998年、日本体育大学の講師に就任。2000年、日本体育学会で論文「相対性スイング原理~ゴルフスイングの基礎」を発表。2002年、世界ゴルフ学会で論文「How to Iearn"The Swing Theory of Relativity」を発表。日本体育学会で「パワーバランストレーニングが肩こりを減少させる方法」を発表。
著書
編集TV
編集雑誌
編集- 2010年「GOETHE~カラダの最先端メンテナンス術」(幻冬舎3月号)
講演
編集- 2003年「パワーバランス理論で頸肩腕症候群解消」(成城大/成城会)
- 2008年「アンチエイジング&ゴルフ」(三井物産)
- 2008年「勝利をつかむための第1条件/ピークパフォーマンスを発揮する方法(講義、技術指導)」(日本航空学園/スポーツ指導者監督、コーチ)
脚注
編集- ^ ハル常住 - Discover 21
- ^ ハル常住氏のゴルフ新番組がスタート 経営者や著名人がゲスト出演 - スポーツニッポン新聞社、2017年4月4日配信、2018年3月18日閲覧