ハルシャギク

キク科ハルシャギク属の一年草

ハルシャギク(波斯菊、春車菊、学名: Coreopsis tinctoria)は、キク科ハルシャギク属一年草[2]北アメリカ原産で、観賞用植物。

ハルシャギク
Coreopsis tinctoria
Coreopsis tinctoria大阪府、2005年6月5日)
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 Eudicots
階級なし : コア真正双子葉類 Core eudicots
階級なし : キク類 Asterids
階級なし : 真正キク類II Euasterids II
: キク目 Asterales
: キク科 Asteraceae
亜科 : キク亜科 Asteroideae
: ハルシャギク連 Coreopsideae
: ハルシャギク属 Coreopsis
: ハルシャギク C. tinctoria
学名
Coreopsis tinctoria
Nutt.[1]
シノニム

Coreopsis atkinsoniana
Coreopsis cardaminefolia
Coreopsis similis
Coreopsis stenophylla

和名
ハルシャギク(波斯菊)、
ジャノメソウ(蛇目草)
英名
plains coreopsis、golden tickseed

和名の由来となっている「ハルシャ(波斯)」はペルシャの訛[2]。別名はジャノメソウ(蛇目草)、クジャクソウ(孔雀草)[2]

特徴

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高さは50センチメートル以上になる[2]は2回羽状複葉で、枝分かれがしやすい[2]

花期は初夏花柄が長く、コスモスに似た花を多くつける[2]。中心が濃紅色で、周辺は黄色蛇の目模様であり、別名のジャノメソウ(蛇目草)の由来となっている。

分布

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北アメリカ原産。日本では、明治時代初頭に来たとされる帰化植物

ハルシャギク属

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ハルシャギク属(ハルシャギクぞく、学名: Coreopsis)。

脚注

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  1. ^ 米倉浩司; 梶田忠 (2003-). “「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)”. 2012年6月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年11月15日閲覧。
  2. ^ a b c d e f 新村出 編『広辞苑』(第六版)岩波書店、東京都千代田区一ツ橋2-5-5、2008年9月19日、2307頁。ISBN 978-4-00-080121-8 

参考文献

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関連項目

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外部リンク

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