ハスバノニン
ハスバノニン(Hasubanonine)は、ハスバナン系アルカロイドの1つである。イソキノリン構造を持ち、分子式はC21H27NO5である[1]。天然物のエナンチオマーが鎮痛剤の候補として研究されている[2]。
ハスバノニン | |
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別称 Hasubanonine | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 1805-85-2 |
PubChem | 442246 |
ChemSpider | 390731 ![]() |
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特性 | |
化学式 | C21H27NO5 |
モル質量 | 373.19 g/mol |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
(-)-ハスバノニンや関連する天然物の(-)-ルナニン、(-)-デラバイン、(+)-ペリグラウシンBのエナンチオ選択的全合成は、2011年にイェール大学のSeth Herzonらによって初めて行われた[3]。
出典
編集- ^ Hasubanonine
- ^ Deseret News - Chemists hoping to ease pain
- ^ Herzon, S. B.; Calandra, N. A.; King, S. M. Angew. Chem. Int. Ed. 2011, 1:5 (12 September 2011), doi:10.1002/anie.201102226