ハインツ・ボスル財団(Heinz-Bosl-Stiftung)は、1978年に設立されたドイツミュンヘン財団法人。若手バレエダンサーの育成を目的として、当時のバイエルン国立(州立)歌劇場バレエ団のプリマであったコンスタンツェ・ヴェルノンとその夫フレート・ホフマンによって設立された。財団名は、ヴェルノンの舞台上のパートナーであり、若くして亡くなったバレエ・ダンサーであるハインツ・ボスルにちなんでいる。

ミュンヘン・バレエ・アカデミーを支援し、同アカデミーの学生への奨学金の支給、学生寮の運営、公演活動の支援などを行っている。毎年春と秋にナツィォナル・テアター(バイエルン国立歌劇場ならびにバイエルン国立バレエの本拠地)で行われる「ハインツ・ボスル・財団マチネ」は、アカデミーの生徒学生の発表の場である共に、しばしば内外の著名ダンサーを招いて行われる公演として知られる。

2008年には、財団創立30周年を記念して、ダンサー振付家等を対象とするハインツ・ボスル財団バレエ賞が設立された。

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