ノート:IBM PC DOS
日本語版について
編集「日本語版」のセクションを最初に追加したのは私ですが、その時点ではJX用日本語DOS 2.10、DOS J4.0以降のJDOS、DOS/Vのみの記載で、セクション名も「日本における展開」でした。その後、利用者:Rabit gtiさんによってマルチステーション5550用の日本語DOSが追加されて今の形(2018-04-22T04:40:58の版)となっています。
日本語DOS K3.4以前はIBM PCとアーキテクチャの互換性が低い日本語モードしかありませんでした。また、日本語DOS(KDOS)はPC DOSとは無関係に5550の機能追加に伴ってバージョンアップされています。最初の日本語DOS K2.0は日本IBMによるPC DOSの改造ではなく、マイクロソフトが5550発売前より日本IBMと協力して開発していたものです。この互換性や開発の歴史を踏まえると、日本語DOSをIBM PC用のPC DOSとバージョンを並立して記載するのは違う気がします。
私は次のような案を考えています。
- 互換性や開発経緯は考慮せず、単純に日本IBMが開発した日本語版として列挙している現状を維持する。
- 互換性や開発経緯を考慮してDOS J4.0以降のみを記載する。(JX用日本語DOSはマルチステーション5550の16ドットフォント互換のため削除。JDOSは英語モードとしてPC DOSを含んでいることを考慮しての記載。)
- DOSシステムのベースがPC DOSにより近いDOS J4.0/V以降のDOS/Vのみを記載する。(KDOSとJDOSは日本独自仕様のパソコン用であるため削除。)
- バージョン表を削除し、日本IBMの日本でのDOS展開を簡単に記述して詳細はDOS/Vへのリンクとする。
JXの英語版PC DOSを記述するならば、セクションは「日本版」あるいは日本向けにローカライズされたという意味を持たせる必要が出てくるでしょう。私としては、現状に比較的近い2案で考えています。5550用日本語DOSのバージョンについては、必要であれば5550の記事で書いたらいいのではと思っていますが、私は今のところその必要性を感じていません。
本筋から離れますが、日本語版MS-DOSでバージョン3.0というのは私は聞いたことがありません。日本語DOS K2.7の次はK3.2です。本文を修正しておきます。--Darklanlan talk 2019年2月22日 (金) 02:52 (UTC)
こんにちは。恐らく「PC DOS (IBM DOS)の日本語版の記載に、日本IBMながらアーキテクチャの異なるマルチステーション5550用のKDOSが入っているのはおかしい」とのご意見かと思います。そのご意見も技術的には非常に判るのですが、一般読者向け百科事典であるWikipediaの記事としては現在の記載の方が判りやすいく、詳細は各リンク先記事の詳細に書かれていると思います。理由ですが (A)OSの記事は製品別が基本で、アーキテクチャ別ではありません。QDOS、MS-DOS、OS/2、Microsoft Windows、Netware、XENIX等も、同じ記事内に日本独自アーキテクチャのPC-9801用等も書かれています。(B)大多数の一般読者には「PC DOS, MS-DOS, 日本語DOS(KDOS), IBM DOS, (IBM DOS/V, MS-DOS/V)」等の製品名称による区別は困難で、削除よりは併記して誘導し、その先の各記事で詳細を読めば良いと思います。(厳密には、MS-DOS 1.x は当時の製品名としては実在せず、PC DOS やZ-DOS等でしたが、Microsoft社を含め多くの出典で MS-DOS 1.x 記載されています。)(C)しかし PC DOS と日本語DOS(KDOS)は全く無関係とも言えません。5550は日本市場でのIBM PC/XT/AT代替PC、JXはPCJr代替PCとして登場し、当時のIBM-マイクロソフト社のOS共同開発に基づき(従ってMSブランドは付かない)、当然ながらDOSレベルの互換性はあり(DOS汎用プログラム)、5550 KDOSの後継は(PC DOS後継の)IBM DOS J4.0 日本語モード(JDOSモード、24ドットフォント)となりました。(5550には16ドットフォントモデルもありましたが)。 まとめると (A)記事はアーキテクチャ別で書くべきではなく (B)一般読者向けにはIBM社のPC用DOS日本語版はまとめて記載した方が良い (C) ただしPC DOS(IBM DOS)と日本語DOSは全く無関係ともいえない、と思います。--Rabit gti(会話) 2019年3月3日 (日) 10:21 (UTC)
- 追記です。記事に説明が少ないのは、リンク先(main)と重複記載を減らしたかったからですが、確かに「PC DOS 2.0 の日本語版が日本語DOS 2.0」と読める(無関係ではないが、直接のローカライズ版で互換性が高いと誤解される)のは事実でしたので、とりあえず少し修正しました[1]。いかがでしょうか。--Rabit gti(会話) 2019年3月3日 (日) 12:19 (UTC)
- @Rabit gti: コメント頂きありがとうございます。あなたの主張に納得しました。ただ、今の文章を削らない方向に持っていくのであれば、誤解を与えないように説明を追加する必要があると思っていました。既に追記していただいたようで助かりました。ありがとうございます。--Darklanlan talk 2019年3月3日 (日) 14:19 (UTC)