ノート:チャンピオンズマイル (VRC)
最新のコメント:9 年前 | トピック:大幅改稿に伴う留意事項 | 投稿者:㭍月例祭
大幅改稿に伴う留意事項
編集いくつかの横文字のカタカナ化については暫定的なものです。おそらくですが、ほとんどが「安定したカナ転記」といえるほど主流の表記というのは無いだろうと予想しています。そのため、必ずしも「信頼できる情報源」とはいえないのですが、該当するであろうカナ転記をいろいろと調べた上でカタカナ化しています。もし、「検証可能な」「信頼できる情報源」で特定の転記方法に有意に収束していると確認できれば、書き換えてもいいと思います。
- Coburg
- 単純に検索するとドイツのコーブルクが数多くヒットします。しかしこれはドイツ語で、今回はオーストラリアの競馬の競走なので、英語風に“コバーグ”としました。「コバーグ メルボルン」でGoogle検索しますと、「信頼できる情報源」とは言い難いのですが、数としては有意な転記と言えそうです。在メルボルン日本国総領事館でも「コバーグ」です。
- 見つかればですが、後日、競馬関連の文献も調べてみようと思います。
- Cantala
- これは正直よくわかりません。ひとまず、「カンタラ」としました。Google検索でもほとんどまともにヒットしません。
- 「カンターラステークス」だと、「信頼できる情報源」ではない個人サイト(おうまのアイコン)が1件。
- これも後日、競馬関連の文献を調べてみます。1961年までなのでちょっと厳しそうですが、うまくすると当時の文献で見つかるんじゃないかと思います。
- アクアニタ(Aquanita)、ウェノナガール(Wenona Girl)、ストームクイーン(Storm Queen)、ヴェイン(Vain)
- これらも全部、とりあえずです。なにか文献的な根拠を探しています。
- Moonga Stakes
- JRAニュースを根拠に「ムンガ」としました。
- Toorak Handicap
- Toorakはメルボルンの地名で、「トゥーラク」、「トゥーラック」いずれでも一定のヒットはあります。
- 競馬関連に絞ると、「トゥーラック」はJRAニュース、「トゥーラク」はJBIS、JRA、JRA、社台グループ(スパムフィルターに引っかかってURLが貼れません)、日高軽種馬農協、競馬ブックの海外競走名転記表、そのほか数多くの個人サイトが該当し、有意に「トゥーラク」に収束しています。ウィキペディア日本語版では無出典・無根拠でトゥーラックハンデキャップで記事化されていますが、上記に鑑みて「トゥーラク」としました。(トゥーラックハンデキャップに関しては、もう少し調べた上で、改名を検討しています。)
- Principal Race
- 格付けの「Principal Race」は、知識がないのでわかりません。Principalですから、きっと最上位の格付けなんだろうぐらいです。とりあえずなにもしないでそのままにしてあります。
- 1961年前後
- 英語版では1961年がCantala StakesとGeorge Adams Handicapで重複しています(英語版でもここの部分には出典がありません)。出典に使ったThe Sydney Morning Heraldでは、「1960年にスポンサーが入った」「George Adams Memorial Mileに名前が変わった」とあります。1960年に名前が変わったのかははっきり書いてないのでわかりません。1960年と言っても、1960年10月であれば1960/1961シーズンなので、余計わかりません。変更後の名称も微妙に違います。Pro Group Racing Australia では「George Adams Stakes」で、これも微妙に異なっています。おそらく個人サイトと思いますが、ここではAquanitaの1960年11月5日の勝鞍を「George Adams Hcp」としており、これを信じるなら1960/1961シーズンの時点でジョージアダムズになっています。いちおう、これらによって歴代勝馬表は1960年をジョージアダムズとしてあります。厳密にはよくわからないので、本文では「1960年代」とぼやかしました。--柒月例祭(会話) 2015年3月19日 (木) 06:55 (UTC)
- 文献をひと通りあさりましたが、大した情報はありませんでした。逆に言うと、1980年代頃までのほとんどの文献では取り上げられていない、ということです。G1化後の1982年の『日本の種牡馬録Ⅳ』ではオーストラリア・グレード1レースの中にジョージアダムズHとして掲載されていますが、その前の1977年の『日本の種牡馬録Ⅲ』のオーストラリア・パターンレースの中には掲載されていません。同じ1982年の『最新名馬の血統』(山野浩一)では、距離が2600mと間違って掲載されています。それより古いものでは、たいていオーストラリアのレースは10件弱しか掲載されておらず、そこには入っていません。『海外競馬完全読本』(2006版)では、独自のランク付けが行われており、5点満点中の4点に格付けされています。『世界の競馬場2』のフレミントン競馬場の節でも、特になんの説明もありません。以上により、特に加筆するような情報はありませんでした。
- 1点だけ、「Principal Race」ですが、『世界の競馬場2』ではVRCなど主要団体を「Principal 」「幹事団体」とか「主要団体」と訳しています。Principal Raceは、「最上位の格付け」ではなく、幹事団体が運営するレース、ぐらいの意味なのかもしれません。上述のパターンレースの中に含まれていない点からも、少なくとも最高ランクの競走としては認知されていなかったことの傍証であるように思います。--柒月例祭(会話) 2015年3月19日 (木) 11:17 (UTC)