ノロ亜科[2](Capreolinae)は、シカ科の下位の亜科。側中手骨が遠位に残る(近位側が消失する)という特徴がある[3]。以前は学名をOdocoileinaeとしてオジロジカ亜科シロオジカ亜科[4]アメリカジカ亜科[5]などともされた。

ノロ亜科
ミュールジカ
ミュールジカ Odocoileus hemionus
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
: 偶蹄目 Artiodactyla
: シカ科 Cervidae
亜科 : ノロ亜科 Capreolinae
学名
Capreolinae
Brookes, 1828[1]
シノニム

Neocervinae Carette, 1922
Odocoileinae Pocock, 1923

和名
ノロ亜科[2]

分類

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脚注

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  1. ^ Peter Grubb, “Order Artiodactyla,” In Don E. Wilson & DeeAnn M. Reeder (eds.), Mammal Species of the World, (3rd ed.), Volume 1, Johns Hopkins University Press, 2005, Pages 637-722.
  2. ^ a b 川田伸一郎・岩佐真宏・福井大・新宅勇太・天野雅男・下稲葉さやか・樽創・姉崎智子・横畑泰志 「世界哺乳類標準和名目録」『哺乳類科学』第58巻 別冊、日本哺乳類学会、2018年、1-53頁。
  3. ^ Brooke, V. 1878. On the Classification of the Cervidœ, with a Synopsis of the existing Species. Proceedings of the Zoological Society of London, Volume 46, Issue 1, Pages 883–928.
  4. ^ 三浦慎悟 「シカ科動物の進化と社会・その課題」『哺乳類科学』第26巻 2号、日本哺乳類学会、1986年、19-24頁。
  5. ^ 和田健太・西堀正英・横浜道成 「ミトコンドリアゲノムに基づくニホンジカ(Cervus nippon)の分子系統」『動物遺伝育種研究』第38巻 1号、日本動物遺伝育種学会 、2010年、49-56頁。