ノビネチドリ属(ノビネチドリぞく、学名:Neolindleya、和名漢字表記:延根千鳥属)は、ラン科に属する [1]

ノビネチドリ属
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 単子葉類 Monocots
: キジカクシ目 Asparagales
: ラン科 Orchidaceae
: ノビネチドリ属 Neolindleya
学名
Neolindleya Kraenzl.
和名
ノビネチドリ属
  • 本文参照

特徴

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地生の多年草はひも状に伸びて一部が肥厚する。は直立し、全体に多数のをつけ、葉は楕円形から狭長楕円形で、縁は波状に縮れる。は小型で淡紅紫色のを茎先に多数、総状花序につける。背萼片と側花弁は集まり、蕊柱を囲む。唇弁はくさび状広卵形で、先端は浅く3裂する。は短く、前方に湾曲する[1]

分布

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サハリン、カムチャツカ半島、朝鮮半島、日本に分布し、ノビネチドリ1種が知られる[1]

分類

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かつて、ノビネチドリ属ミヤマモジズリ属 Neottianthe Schltr.は、テガタチドリ属 Gymnadenia R.Br.に含まれていた[3]が、それぞれ、テガタチドリ属から独立したとして分類される[1]

脚注

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  1. ^ a b c d 『改訂新版 日本の野生植物1』p.214
  2. ^ ノビネチドリ「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)
  3. ^ 『日本の野生植物 草本Ⅰ単子葉類』pp.201-202

参考文献

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