ノガロ・サーキット
シルキュイ・ポール・アルマニャック (Circuit Paul Armagnac) は、フランス南部、ノガロ近郊に位置するサーキット。ノガロ・サーキット (Circuit de Nogaro) としても知られる。
所在地 | フランス、ノガロ |
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座標 | 北緯43度46分5秒 西経0度2分17秒 / 北緯43.76806度 西経0.03806度 |
オープン | 1960年10月3日 |
主なイベント | FIA スポーツカー選手権, フォーミュラ3・ユーロシリーズ, F3000, フランスグランプリ (ロードレース), MotoGP |
歴史
編集サーキットは1960年10月3日、フランスにおける初のレース専用サーキットとして開業した[1][2]。当初は1.752キロメートル (1.089 mi)の距離であったが、1973年および1989年に拡張され、現在は3.636キロメートル (2.259 mi)である。2007年に近代化が行われ、新しいコントロールタワー、ピットレーンの建設およびコース幅が12メートル (39 ft)に拡大された。
ポール・アルマニャック
編集サーキットはノガロ出身で1950年代から60年代にかけて活躍したレーシングドライバーのポール・アルマニャックに因んで命名された[3]。アルマニャックはDBのマシンをドライブし、1962年10月21日にモンテリで行われたパリ1000kmレースのプラクティス中に事故死した。
コースについて
編集コースは比較的平坦で、最高点と最低点の差は6メートル (20 ft)に過ぎない。時計回りに走行し、2つの長いストレートから構成される。メインストレートは950メートル (3,117 ft)の長さで、ノガロ出身のオートバイコンストラクター、クロード・フィオーレに因んで名付けられている。バックストレートはメインストレートとほぼ並行で、いくつかのスローコーナーによって結ばれている。
イベント
編集本サーキットで開催されたイベントは以下のような物がある:
- フランスグランプリ (ロードレース):1978年-1982年
- 2003年のFIA スポーツカー選手権最終戦
- 国際F3000シリーズ:1990年-1993年
- フォーミュラ2:1975年-1978年
- ヨーロッパトラックレース選手権:1994年-
- フォーミュラ3・ユーロシリーズ:2007年
- FIA GTシリーズおよびブランパンスプリントシリーズ
- FFSA GT選手権:1997年-2011年、2014年
- ヨーロッパ・エコマラソン:2000年-2009年[4]
参照
編集- ^ “Nogaro”. RacingCircuits.info. 5 June 2015閲覧。
- ^ “Circuit Automobile Paul Armagnac”. Nogaro en Armagnac. Mairie de Nogaro en Armagnac. 5 June 2015閲覧。
- ^ “Le circuit de Nogaro fête ses 50 ans…”. Endurance-Info.com. Laurent Mercier. 5 June 2015閲覧。
- ^ “Shell Eco Marathon 2015”. Michelin. 5 June 2015閲覧。