ネヴァーオンサンデー
ネヴァーオンサンデー (Never on Sunday) はフランスで生産された競走馬である。G1競走の勝ち鞍は2009年のイスパーン賞。
ネヴァーオンサンデー | |
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現役期間 | 2007年 - 2010年 |
欧字表記 | Never on Sunday |
品種 | サラブレッド |
性別 | 牡 |
毛色 | 芦毛 |
生誕 | 2005年3月8日(19歳) |
父 | Sunday Break |
母 | Hexane |
母の父 | Kendor |
生国 | フランス |
生産者 | S.C.E.A.ド・プライリー |
馬主 | ダニエル=イヴ・トレヴィス |
調教師 |
Jean-Claude Rouget(フランス) →Patrick-Louis Biancone(フランス) |
競走成績 | |
生涯成績 | 17戦7勝(総合) |
経歴
編集2007年、2008年(2歳、3歳)
編集2歳時の2007年10月に競走馬デビュー戦を迎え、イオリッツ・メンディザバルが騎乗してデビュー初戦で初勝利を挙げた。続く11月の一般競走もメンディザバルとのコンビでレースを制し2連勝で2歳を終えた。
3歳となり、2008年3月の実戦復帰戦もメンディザバルとのコンビでレースを制しデビュー戦以来3連勝を達成したが、4月に一般競走で4着となり連勝が止まった。5月に再びメンディザバルとのコンビで一般競走に出走したが2着、6月には以降しばらく騎乗することになるクリストフ・ルメールとのコンビで一般競走を制して4勝目を挙げた。さらに7月にはリッジウェイ賞(準重賞)を制し、9月には重賞競走初挑戦となったプリンスドランジェ賞 (G3) を制し重賞競走初勝利[1]を挙げて、3歳を終えた。
2009年(4歳)
編集実戦復帰戦となった4月のアルクール賞 (G2) ではトリンコに敗れて5着だったが、5月にG1競走初挑戦となるイスパーン賞に出走することになった。出走馬のなかには、2008年のブリーダーズカップ・マイルなどG1競走3勝馬のゴルディコヴァといった馬がおり、当時G3競走1勝だった当馬は9頭中4番人気という評価だった。そしてレースは重馬場のなか2着となったグリドグリに1馬身差をつけて勝利し、G1競走初勝利を挙げた[2][3][4]。続く6月のプリンスオブウェールズステークスでは2番人気に推されたが3着に敗れ、G1競走連勝はならなかった。その後、8月のジャック・ル・マロワ賞に出走したが、7着に終わった。続く10月のチャンピオンステークスでも10着に敗れた。
2010年(5歳)
編集明け5歳初戦は2月のガルフストリームパークターフハンデキャップに出走、コートヴィジョンの2着だった。続くパンアメリカンハンデキャップ (G3) でも2着と惜しいレースが続いた。その後、休養を挟んで10月2日のターフクラシック招待ステークスに出走したが6着に終わった。続く12月のトロピカルターフハンデキャップ (G3) では10着に敗れた。そのレースを最後に引退した。
年度別競走成績
編集- 2007年(2歳) 2戦2勝
- 2008年(3歳) 6戦4勝
- 1着 プリンスドランジェ賞 (G3)
- 2009年(4歳) 5戦1勝
- 1着 イスパーン賞 (G1)
- 2010年(5歳) 4戦0勝
血統表
編集ネヴァーオンサンデーの血統フォーティナイナー系 / 5代内アウトブリード | (血統表の出典) | |||
父 Sunday Break 1999 鹿毛 |
父の父 *フォーティナイナーForty Niner 1985 栗毛 |
Mr. Prospector | Raise a Native | |
Gold Digger | ||||
File | Tom Rolfe | |||
Continue | ||||
父の母 *キャットクイルCatequil 1990 鹿毛 |
Storm Cat | Storm Bird | ||
Terlingua | ||||
Pacific Princess | Damascus | |||
Fiji | ||||
母 Hexane 1992 芦毛 |
Kendor 1986 芦毛 |
Kenmare | Kalamoun | |
Belle of Ireland | ||||
Belle Mecene | *ゲイメセン | |||
Djaka Belle | ||||
母の母 Texan Beauty1986 鹿毛 |
Vayrann | Brigadier Gerard | ||
Valdivine | ||||
Texan Girl | Armistice | |||
Tamoure F-No.5-b |
脚注
編集- ^ この勝利は父サンデーブレイクにとっては産駒の重賞競走初勝利を記録した。
- ^ 鞍上のルメールとルジェ厩舎は共に同競走初勝利で、さらにルメールとルジェ厩舎のコンビは前週のプール・デッセ・デ・プーリッシュを制したイルーシヴウェーヴに続く2週連続G1競走制覇、前競走のサンタラリ賞を制したスタセリタに続くG1競走3連勝となった。
- ^ この勝利は父サンデーブレイクにとっては産駒のG1競走初勝利を記録した。
- ^ サンデーブレイク産駒がG1初制覇netkeiba.com2009年5月18日閲覧。