根室新聞
(ネムロニュースから転送)
根室新聞(ねむろしんぶん)は、北海道根室振興局管内で発行されていた夕刊の地方新聞。日本最東端の地方新聞社である根室新聞社(根室市)が刊行していたが、2021年(令和3年)3月31日付で休刊した。
根室新聞 | |
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種類 | 夕刊紙 |
サイズ | ブランケット判 |
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事業者 | 根室新聞社 |
本社 | 根室市 |
創刊 | 1947年(昭和22年)1月6日 |
廃刊 | 2021年(令和3年)3月31日 |
言語 | 日本語 |
価格 |
1部 80円 月極 2,000円 |
発行数 | 2,000部(2021年2月時点[1]) |
株式会社根室新聞社 | |
本社所在地 |
日本 〒087-0028 北海道根室市大正町3-3 |
業種 | 情報・通信業 |
なお本項では、同じ根室管内を対象に新聞を発行する日刊新聞ネムロニュースについても記述する。
根室新聞
編集1947年1月6日に創刊[2]。源流は1889年創刊の言論雑誌で、第二次世界大戦中は北海道新聞と統合されていた。
1部売りは80円で根室駅などで購入できた。購読料は1か月2,000円。夕刊発行のため、最終面のテレビ欄には発行当日午後6時以降の番組表と翌日午後6時までが掲載されていた。また、2010年11月時点では、数少ない元号・漢数字表記の新聞で、題字上の年号表記も元号のみであった。
2021年2月に無期限の休刊を発表。記者人材の確保が困難になったことが最大の理由とされる[1]。一方、地域の人口減やコロナ禍による広告料収入の減少を受けた事実上の廃刊との見方もある[3]。
ネムロニュース
編集根室市内の風力発電会社「CEF」が母体となり[4]、2021年10月にネムロニュース株式会社として会社設立[5]、2022年3月31日に日刊新聞「ネムロニュース」を創刊[6]。ホームページ内でも「根室新聞のジャーナリズムを継承」すると表明していた[7]。根室管内の他釧路管内の浜中町・厚岸町をエリアとし、10面建てで公称1000部の発行とした他デジタル版も展開していた[4]。社屋は当初旧根室新聞社のものを転用していたものの、末期には根室市昆布盛のCEF本社内に移転していた[4]。また印刷は釧路新聞社に委託していた[4]。
脚注
編集- ^ a b 「根室新聞、3月末で休刊へ 記者の確保困難で」北海道新聞 どうしん電子版
- ^ 『根室市史年表』(1988年3月20日、根室市発行)196頁。
- ^ 「根室新聞」が3月末で休刊 記者確保困難、74年余の歴史に幕『毎日新聞』
- ^ a b c d 釧路新聞電子版 ネムロニュース廃刊 部数伸びず今月末で - Yahoo!ニュース
- ^ ネムロニュース ONLINE - 2025年1月23日閲覧。
- ^ a b 「ネムロニュース」1月末廃刊 22年3月創刊:北海道新聞デジタル - 2025年1月23日閲覧。
- ^ ネムロニュース ONLINE - 2025年1月23日閲覧。