ネオプトレモス1世
ネオプトレモス1世(希:Νεοπτόλεμος Α', ラテン文字転記:Neoptolemos I, ? - 紀元前360年頃)は、エピロス王である。
ネオプトレモス1世 Νεoπτόλεμος Α' | |
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エピロス王 | |
在位 | 紀元前370年 - 紀元前360年頃 |
死去 |
紀元前360年頃 |
子女 |
オリュンピアス アレクサンドロス1世 トロイアス(アリュバスの妃) |
王朝 | アイアコス朝 |
父親 | アルケタス1世 |
ネオプトレモス1世は先代の王アルケタス1世の子で、次代の王アレクサンドロス1世、マケドニア王国のピリッポス2世に嫁ぎアレクサンドロス3世(大王)の母となったオリュンピアスの父である[1]。
アルケタスの死後、ネオプトレモスは兄弟のアリュバスと王位を争ったが、彼らは最終的に王国の分割統治に同意した。兄弟はその後目立った争いも無くそれぞれの分け前を統治した[2]。
註
編集参考文献
編集- パウサニアス『ギリシア記』飯尾都人訳、龍渓書舎、1991年
- ポンペイウス・トログス / ユスティヌス抄録『地中海世界史』合阪學 訳、京都大学学術出版会〈西洋古典叢書〉、1998年
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