ネイビーシールズ ローグ・ネイション

『ネイビーシールズ ローグ・ネイション』（One Shot）は、2021年のイギリスのアクション・スリラー映画。監督はジェームズ・ナン、出演はスコット・アドキンス、アシュリー・グリーン、ライアン・フィリップなど。一人の囚人を巡るネイビーシールズと武装集団の衝突を、カメラの長回しによるワン・ショットで描く。

ネイビーシールズ ローグ・ネイション
One Shot
監督	ジェームズ・ナン
脚本	ジェイミー・ラッセル
原案	ジェームズ・ナン
製作	マーク・ゴールドバーグ ベン・ジャック
製作総指揮	サイモン・バクスター タマラ・バークモー サラ・ガブリエル ピーター・ハンプデン デヴィッド・ハリング エヴァンジェロ・キウシス コナー・マクアダム ノーマン・メリー デヴィッド・ネイゲルバーグ セス・ニードル ローマン・ヴィアリス＝デ＝レゼーニョ ギャレス・ウィリアムズ
出演者	スコット・アドキンス アシュリー・グリーン ライアン・フィリップ
音楽	オースティン・ウィントリー
撮影	ジョナサン・アイルズ
編集	リビウ・ジペスク
製作会社	Signature Films Lipsync Fiction Films Amet Entertainment Blue Box International
配給	スクリーン・メディア・フィルムズ
公開	2021年11月5日（配信）
上映時間	97分
製作国	イギリス
言語	英語 フランス語
次作	ネイビーシールズ 空港占拠

ストーリー

ネイビーシールズのハリス大尉とその部下たちは、アメリカ国防省の女性分析官ゾーイ・アンダーソンを護衛しつつ、ヘリコプターでポーランドの通称「黒い島」の施設に着地した。ここは米軍のテロリスト収容所(ブラックサイト)であり、ゾーイは、囚人のトルコ系英国人アミン・マンスールを米国に移送する使命を帯びていた。

実業家であるマンスールは、核爆弾に転用できる医療用スキャナーをテロ組織に売り渡した容疑で収監されていた。テロ組織はすでに核爆弾を製造し、ワシントンのどこかに隠したという。マンスールはその場所を知っているので、ワシントンの爆発地域に連れて行き、隠し場所を吐かせるというのがゾーイの分析に基づく国防省のシナリオだった。

無実だ人違いだと泣き叫ぶマンスールを屋外に連れ出した時、収容所は武装テロ集団の急襲を受けた。ヘリコプターは爆破され、逃げ場のない建物内に閉じ込められるゾーイたち。非常通信によって援軍の派遣は決まったが、敵の自爆攻撃でハリス大尉の部下とゾーイは吹き飛ばされた。テロ集団の目的が自分の口封じと知り、一人で逃げ出すマンスール。

ゾーイの臨終を看取ったハリス大尉は、マンスールの身重の妻が「切り札」としてワシントンの危険地帯に留め置かれていることを知った。敵の攻撃を掻い潜りつつ、逃げ回るマンスールを追い、妻子の居場所を伝えるハリス大尉。マンスールは核爆弾の在り処を白状する覚悟を決め、援軍のヘリ部隊が到着した。

キャスト

役名	俳優	日本語吹替
ジェイク・ハリス	スコット・アドキンス	土田大
ゾーイ・アンダーソン	アシュリー・グリーン	有賀由樹子
ジャック・ヨーク	ライアン・フィリップ	高口公介
アミン・マンスール	ワリード・エルガディ	前田雄
ハキム・シャレフ	ジェス・リアウディン	山下タイキ
ブランドン・"ウィット"・ウィテカー	エマニュエル・イマニ
ダニー・ディートラー	ディノ・ケリー
ルイス・アッシュ	ジャック・パー
トム・シールズ	テレンス・メイナード
デルコール	リー・チャールズ

作品の評価

Rotten Tomatoesによれば、22件の評論のうち高評価は59%にあたる13件で、平均点は10点満点中5.3点となっている。 Metacriticによれば、5件の評論のうち、高評価はなく、賛否混在は3件、低評価は2件で、平均点は100点満点中39点となっている。

外部リンク

• ネイビーシールズ ローグ・ネイション - allcinema
• ネイビーシールズ ローグ・ネイション - KINENOTE
• One Shot - IMDb（英語）