ニンビン (化学)

インドセンダンから単離されるトリテルペノイド

ニンビン (Nimbin) は、インドセンダンから単離されるトリテルペノイドである。インドセンダンの精油、ニームオイルの多くの生理活性の原因になっていると考えられており、抗炎症薬解熱剤抗真菌薬抗ヒスタミン薬殺菌剤としての性質を持つ[2]

ニンビン (化学)
識別情報
CAS登録番号 5945-86-8 チェック
PubChem 108058
ChemSpider 97160
特性
化学式 C30H36O9
モル質量 540.6 g mol−1
融点

205 °C, 478 K, 401 °F ([1])

特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

関連項目

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  • アザジラクチン - インドセンダンから単離され、その生理活性の原因になっていると考えられているもう1つの化合物

脚注

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  1. ^ Siddiqui, Salimuzzaman (1945). “Utilization of nim oil and its bitter constituents (nimbidin series) in the pharmaceutical industry”. Journal of Scientific & Industrial Research 4: 5–10. 
  2. ^ W. Kraus, "Biologically active ingredients-azadirachtin and other triterpenoids", in: H. Schutterer (Ed.), The Neem Tree Azadirachta indica A. Juss and Other Meliaceous Plants, Weinheim, New York, 1995, p 35-88