ニュクス (小惑星)
小惑星
ニュクス (3908 Nyx) は、アモール群の小惑星で、火星横断小惑星の一つでもある。1980年8月6日にドイツの天文学者ハンス=エミール・シュスターによって発見され、ギリシア神話の夜の女神ニュクスにちなんで命名された。冥王星の衛星ニクスも全く同じ語源である。
ニュクス 3908 Nyx | |||||||
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ニュクスの形状のモデル
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仮符号・別名 | 1980 PA | ||||||
分類 | 地球近傍小惑星 | ||||||
軌道の種類 | アモール群 (火星横断) | ||||||
発見 | |||||||
発見日 | 1980年8月6日 | ||||||
発見者 | H.-E. シュスター | ||||||
軌道要素と性質 元期:2007年4月10日 (JD 2,454,200.5) | |||||||
軌道長半径 (a) | 1.927 AU | ||||||
近日点距離 (q) | 1.044 AU | ||||||
遠日点距離 (Q) | 2.811 AU | ||||||
離心率 (e) | 0.459 | ||||||
公転周期 (P) | 2.68 年 | ||||||
軌道傾斜角 (i) | 2.18° | ||||||
近日点引数 (ω) | 126.26° | ||||||
昇交点黄経 (Ω) | 261.54° | ||||||
平均近点角 (M) | 328.58° | ||||||
物理的性質 | |||||||
直径 | 1.04 ± 0.16 km | ||||||
質量 | (1.0 - 8.4) ×1012 kg | ||||||
平均密度 | 2.0? g/cm3 | ||||||
表面重力 | (3 - 6) ×10−4 m/s2 | ||||||
脱出速度 | (5 - 11) ×10−4 km/s | ||||||
自転周期 | 4.4260 時間 | ||||||
スペクトル分類 | V | ||||||
絶対等級 (H) | 17.4 | ||||||
アルベド(反射能) | 0.23 | ||||||
表面温度 |
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■Template (■ノート ■解説) ■Project |
直径1-2kmのV型小惑星で、元は(4)ベスタの欠片であると考えられている。
2000年にアレシボ天文台とゴールドストーン天文台によるレーダー観測でニュクスの形状のモデルが作られた。この小惑星は金平糖のような形をしていると推定された。