ニッセイアセットマネジメント
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ニッセイアセットマネジメント株式会社（英称：Nissay Asset Management Corporation.）は、日本の投資顧問・資産運用会社。投資信託商品などを扱う。日本生命保険の連結子会社である。
| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 市場情報 | 非上場 |
| 本社所在地 |
 日本〒100-8288 東京都千代田区丸の内一丁目6番6号 （日本生命丸の内ビル） |
| 設立 |
1985年7月 （ニッセイ投資顧問） |
| 業種 | その他金融業 |
| 法人番号 | 9010001025953 |
| 事業内容 | 投資顧問会社 |
| 代表者 | 大関洋（代表取締役社長） |
| 資本金 | 100億円 |
| 売上高 |
159億0,625万7,000円 （2010年3月期、以下同） |
| 営業利益 | 10億3,441万7,000円 |
| 純利益 | 5億0,477万8,000円 |
| 純資産 | 363億7,893万5,000円 |
| 総資産 | 390億5,949万6,000円 |
| 従業員数 | 669人（2022年3月31日現在） |
| 主要株主 | 日本生命保険相互会社（100.0％） |
| 外部リンク | www.nam.co.jp/ |
| 特記事項：数値は同社の電子公告 (PDF) に依拠した。 | |
概要
編集歴史
編集- 1985年7月 - ニッセイ投資顧問株式会社設立
- 1995年4月 - ニッセイ投信株式会社設立
- 1996年4月 - 大阪営業所開設
- 1998年7月 - ニッセイ投資顧問とニッセイ投信が合併し、ニッセイアセットマネジメント投信株式会社が発足
- 1998年7月 - 定期（3ヵ月）分配型投資信託の先駆けとなる「ニッセイ／パトナム・インカムオープン」を設定
- 2000年5月 - ニッセイアセットマネジメント株式会社に社名変更
- 2001年10月 - 私募投資信託の運用開始
- 2001年11月 - 確定拠出年金専用投資信託の運用開始
- 2005年7月 -「ニッセイ／パトナム・インカムオープン」純資産残高1兆円突破
- 2006年
- 6月 - 不動産投資ニーズに応え、「ニッセイJ-REITファンド」を設定
- 7月 - 国連PRI（Principle of Responsible Investments）署名
- 9月 - 低リスクで安定分配ニーズに応える投資信託の先駆け「ニッセイ日本インカムオープン（愛称：Jボンド）」を設定
- 2007年
- 6月 - 2001年度から2006年度まで6年連続で私的年金受託残高1位獲得
- 7月 - ICGN（The International Corporate Governance Network）加盟
- 2009年6月 - 低コストニーズに応え、確定拠出年金用投信「ニッセイ日経225インデックスファンド」の一般提供開始
- 2013年
- 4月 - ニッポンライフ・グローバル・インベスターズ・シンガポール設立
- 6月 - 投資家の裾野拡大に向けた低コスト投資信託「＜購入・換金手数料なし＞シリーズ」の開発開始
- 2014年
- 2月 - 国内初の「JPX日経インデックス400」アクティブ型投資信託として「ニッセイJPX日経400アクティブファンド」設定
- 5月 - 日本版スチュワードシップ・コードの受け入れ
- 2015年3月 - 2006年度以来となる私的年金受託残高1位獲得
- 2018年2月 - 日本生命保険相互会社の100%子会社となる
- 2019年1月 - 気候関連財務情報開示タスクフォース（TCFD）の提言へ賛同
- 2021年
- 3月 - 7年連続で私的年金受託残高1位獲得
- 10月 - PRIデジタルカンファレンスにおけるリードスポンサーを務める
事業内容
編集- 投資運用業、投資助言・代理業
- 投資資産の運用による投資判断の委託を受けつけ、その投資を行う「投資一任業務」、投資の助言を行う「投資助言業務」を行う。
- 第二種金融商品取引業
役員
編集2022年6月30日時点体制図
| 代表取締役社長 | 大関 洋 |
|---|---|
| 代表取締役副社長 | 中島 俊浩 |
| 取締役 | 津田 雅義 / 早川 均 / 河﨑 圭助 / 小林 博志 / 深山 大介 |
| 取締役（非常勤） | 布施 麻記子※1 / 黒沼 悦郎※1 / 濵 正孝※1 / 松永 陽介 / 今西 秀幸 |
| 監査役 | 室橋 啓貴 |
| 監査役（非常勤） | 吉益 裕二※2 / 菊池 きよみ※2 / 小林 一生 |
- ※1:会社法に定める社外取締役
- ※2:会社法に定める社外監査役
組織
編集2022年3月25日時点組織図
- 経営企画部門
- 経営企画部
- 経営企画室
- NLGIS推進室
- 保険運用推進室
- サステナビリティ推進室
- 広報室
- 経営企画部
- 経営管理部門
- 法務・コンプライアンス部
- リスク管理統括部
- 人事総務部
- 経営管理室
- 人事室
- 業務・システム管理部門
- 投資管理部
- ファンド管理室
- 投資管理室
- トレーディング部
- システム管理部
- システム企画室
- システム開発室
- 投資管理部
- 運用部門
- 債券運用部
- クレジット調査室
- 株式運用部
- 投資調査室
- 戦略運用部
- ファイナンシャルテクノロジー運用部
- 運用企画部
- グローバルマクロリサーチ室
- 投資信託運用開発室
- 運用事務開発部
- 投資工学開発部
- ESG推進部
- 債券運用部
- 保険運用部門
- 金融投資部
- クレジット投資部
- 保険運用クレジット調査室
- グローバルプロダクト部門
- ファンド投資部
- 外部運用部
- 海外業務部
- 商品・ソリューション部門
- 商品企画開発部
- 商品企画室
- ソリューション部
- コンサルティング業務室
- DX推進室
- 商品企画開発部
- 法人・機関投資家営業部門
- 法人営業部
- 公法人営業室
- 大阪法人営業部
- 機関投資家営業部
- 法人・機関投資家営業企画部
- 法人・機関投資家営業事務開発室
- DC戦略室
- 法人営業部
- 投資信託営業部門
- 投資信託営業部
- 大阪投資信託営業室
- 投資信託営業推進部
- 投資信託営業推進室
- 投資信託クライアントサービス室
- 投資信託企画部
- 投資信託企画室
- ファンドラップ推進室
- 投資情報室
- 投資信託業務室
- 投資信託ディスクロージャー室
- 投資信託営業部
- 業務監査部
サステナビリティ経営
編集- A Good Investment for the Future
同社は、全社一丸となって取組を進めるため、 サステナビリティ経営推進に関するスローガンとして「A Good Investment for the Future（グッド・インベストメント・フォー・ザ・フューチャー）」を掲げている。
ESG運用
編集「企業価値の向上」、「持続可能な社会の実現」、「資本市場の健全な発展」に向けて、責任ある投資家としての社会的使命を全うするため、10年以上にわたりESGに関する取組を行っている。
2006年に国連責任投資原則（PRI）に署名して以降は、ESG評価を国内外の株式や債券に組み込み、長期投資の軸を明確にしてきている。また、議決権行使を含めた投資先企業との対話も積極的に推進し、2014年5月に日本版スチュワードシップ・コードを受け入れて以降、継続的に質の向上に取り組んでいる。
受賞歴
編集2022年
編集- R&Iファンド大賞2022
- ＜投資信託部門＞
- 外国株式ESG：優秀ファンド賞
- ニッセイSDGsグローバルセレクトファンド（年2回決算型・為替ヘッジなし）
- ニッセイSDGsグローバルセレクトファンド（資産成長型・為替ヘッジなし）
- テクノロジー関連外国株式：優秀ファンド賞
- ニッセイAI関連株式ファンド（為替ヘッジなし）愛称：AI革命（為替ヘッジなし）
- バランス型（債券中心）：優秀ファンド賞
- DCニッセイワールドセレクトファンド（債券重視型）
- バランス型（標準）：優秀ファンド賞
- ＜購入・換金手数料なし＞ニッセイ・インデックスバランスファンド（4資産均等型）
- 外国株式ESG：優秀ファンド賞
2021年
編集- R&Iファンド大賞2021
- ＜投資信託部門＞
- 国内株式ESG：最優秀ファンド賞
- ニッセイ健康応援ファンド
- テクノロジー関連外国株式：優秀ファンド賞
- ニッセイAI関連株式ファンド（為替ヘッジなし）【愛称：AI革命（為替ヘッジなし）】
- 外国債券：優秀ファンド賞
- ニッセイ高金利国債券ファンド【愛称：スリーポイント】
- バランス型（債券中心）：最優秀ファンド賞
- DCニッセイワールドセレクトファンド（安定型）
- 国内株式ESG：最優秀ファンド賞
- ＜iDeCo・DC部門＞
- 国内株式グロース：優秀ファンド賞
- DCニッセイ日本株グロースファンド
- 外国債券：最優秀ファンド賞
- ニッセイ高金利国債券ファンド【愛称：スリーポイント】
- バランス型（債券中心）：最優秀ファンド賞
- DCニッセイワールドセレクトファンド（安定型）
- 国内株式グロース：優秀ファンド賞
- ＜NISA部門＞
- バランス型（債券中心）：最優秀ファンド賞
- DCニッセイワールドセレクトファンド（安定型）
- バランス型（債券中心）：最優秀ファンド賞
2020年
編集- R&Iファンド大賞2020
- ＜投資信託／総合部門＞
- 外国債券総合： 優秀賞
- ＜投資信託部門＞
- 国内株式ESG：最優秀ファンド賞
- ニッセイ健康応援ファンド
- オーストラリア・ニュージーランド株式：最優秀ファンド賞
- ニッセイオーストラリア高配当株ファンド（毎月決算型）
- テクノロジー関連外国株式：優秀ファンド賞
- ニッセイAI関連株式ファンド（為替ヘッジなし）【愛称：AI革命（為替ヘッジなし）】
- アジア債券：優秀ファンド賞
- ニッセイ・インド債券オープン（毎月決算型）
- バランス型（債券中心）：優秀ファンド賞
- DCニッセイワールドセレクトファンド（債券重視型）
- バランス型（標準）：最優秀ファンド賞
- ＜購入・換金手数料なし＞ニッセイ・インデックスバランスファンド（4資産均等型）
- バランス型（株式・REIT中心）：優秀ファンド賞
- DCニッセイワールドセレクトファンド（株式重視型）
- 国内株式ESG：最優秀ファンド賞
- ＜NISA部門＞
- バランス型（債券中心）：優秀ファンド賞
- DCニッセイワールドセレクトファンド（債券重視型）
- バランス型（標準）：最優秀ファンド賞
- ＜購入・換金手数料なし＞ニッセイ・インデックスバランスファンド（4資産均等型）
- バランス型（株式・REIT中心）：優秀ファンド賞
- DCニッセイワールドセレクトファンド（株式重視型）
- バランス型（債券中心）：優秀ファンド賞
- モーニングスターアワード・ファンドオブザイヤー2019
- ESG型 部門 優秀ファンド賞
- ニッセイSDGsグローバルセレクトファンド（資産成長型・為替ヘッジあり）
2019年
編集- R&Iファンド大賞2019
- 投資信託／オーストラリア・ニュージーランド株式 部門 優秀ファンド賞
- ニッセイオーストラリア高配当株ファンド（毎月決算型）
- 投資信託／インド株式 部門 優秀ファンド賞
- ニッセイ・インド厳選株式ファンド
- 投資信託／北米債券 部門 優秀ファンド賞
- ニッセイ／パトナム・インカムオープン
- モーニングスターアワード・ファンドオブザイヤー2018
- 国際株式型（グローバル・含む日本）部門 優秀ファンド賞
- ニッセイ・ワールドスポーツ・ファンド−メダリスト−Bコース（為替ヘッジなし）
2018年
編集- R&Iファンド大賞2018
- 投資信託／北米債券部門 優秀ファンド賞
- ニッセイ／パトナム・インカムオープン
- 投資信託／外国債券円ヘッジ部門 最優秀ファンド賞
- ニッセイ世界ハイブリッド証券戦略ファンド（毎月決算型・為替ヘッジありコース）【愛称：アドバンスド・インカム（毎月・為替ヘッジあり）】
2017年
編集- R&Iファンド大賞2017
- 投資信託／オーストラリア・ニュージーランド株式部門 優秀ファンド賞
- ニッセイ豪州ハイ・インカム株式ファンド（毎月決算型）【愛称：ラッキー・カントリー】
- ニッセイオーストラリア高配当株ファンド（毎月決算型）
- 投資信託／北米債券部門 優秀ファンド賞
- ニッセイ／パトナム・インカムオープン
- NISA／国内株式部門 優秀ファンド賞
- ニッセイ健康応援ファンド
- 確定給付年金／国内株式コア部門
- 国内株式特化型運用
- トムソン・ロイター リッパー・ファンド・アワード・ジャパン2017
- 確定拠出年金部門／ミックスアセット 日本円 安定型（評価期間 5年） 最優秀ファンド賞
- DCニッセイワールドセレクトファンド（債券重視型）
- モーニングスターアワード・ファンドオブザイヤー2016
- REIT型部門 優秀ファンド賞
- ニッセイ・オーストラリア・リート・オープン（毎月決算型）
2016年
編集- R&Iファンド大賞2016
- 投資信託／国内株式部門 優秀ファンド賞
- NISA／国内株式部門 優秀ファンド賞
- ニッセイ健康応援ファンド
- 確定拠出年金／国内株式部門 最優秀ファンド賞
- ニッセイ健康応援ファンド
- 投資信託／北米債券部門 優秀ファンド賞
- ニッセイ／パトナム・インカムオープン
- リッパー・ファンド・アワード・ジャパン2016
- 投資信託部門／株式型 業種別 不動産業 北米 最優秀ファンド賞
- ニッセイ／AEW・USリートファンド為替ヘッジなし（毎月分配型）
- 確定拠出年金部門／ミックスアセット 日本円 安定型 最優秀ファンド賞
- DCニッセイワールドセレクトファンド（債券重視型）
- モーニングスターアワード・ファンドオブザイヤー2015
- 国内株式中小型部門 優秀ファンド賞
- ニッセイJPX日経400アクティブファンド
2015年
編集- R&Iファンド大賞2015
- 確定拠出年金／国内株式部門 最優秀ファンド賞
- ニッセイ健康応援ファンド
- 確定拠出年金／外国株式部門 優秀ファンド賞
- DCニッセイ／パトナム・グローバル・コア株式
- 確定給付年金／国内債券部門
- 国内債券クレジット特化型運用
- 確定給付年金／外国債券部門
- 外国債券特化型運用
- 確定給付年金／外国債券エマージング部門
- ラザード・エマージング債券運用（ハードカレンシー）
- リッパー・ファンド・アワード・ジャパン 2015
- 投資信託部門／債券型 欧州 最優秀ファンド賞（評価期間3年・5年・10年）
- ニッセイ／パトナム・ユーロインカムオープン
- 確定拠出年金部門／ミックスアセット 日本円 安定型 最優秀ファンド賞（評価期間3年・5年）
- DCニッセイワールドセレクトファンド（債券重視型）
- モーニングスターアワード・ファンドオブザイヤー2014
- 債券型部門 優秀賞
- ピムコ世界債券戦略ファンド（毎月決算型）Bコース（為替ヘッジなし）
2014年
編集- R&Iファンド大賞2014
- 投資信託／北米債券部門
- ニッセイ/パトナム・インカムオープン
- 確定拠出年金／外国株式部門
- DCニッセイ／パトナム・グローバル・コア株式
- モーニングスターアワード・ファンドオブザイヤー2013
- 債券型部門 優秀ファンド賞
- ニッセイ主要通貨債券ファンド（毎月分配型）【愛称：ハニカム】
2013年
編集- R&Iファンド大賞2013
- 確定給付年金／外国株式部門
- パナゴラ・ダイナミック・グローバル・エクイティ戦略
- 確定給付年金／外国株式エマージング部門
- パナゴラ・エマージング株式（銘柄選択）
- リッパー・ファンド・アワード・ジャパン 2013
- 株式型 グローバル 除日本 部門（評価期間3年） 最優秀ファンド賞
- ニッセイ／パトナム・グローバル好配当株式オープン (愛称：12のどんぐり)
- 債券型 欧州部門（評価期間3年） 最優秀ファンド賞
- ニッセイ／パトナム・ユーロインカムオープン
2011年
編集- R&Iファンド大賞 2011
- 確定給付年金／国内株式コア部門
- 国内株式アクティブクオンツ運用
- 確定給付年金／国内株式バリュー部門
- 国内株式バリュー運用（リサーチ・バリュー）
- 確定給付年金／外国債券部門
- パトナム・グローバル債券運用
- 確定給付年金／外国株式エマージング部門
- パナゴラ・エマージング株式（銘柄選択）運用
2010年
編集- R&Iファンド大賞 2010
- 投資信託／国内債券部門 優秀ファンド賞
- ニッセイ日本インカムオープン （愛称：Jボンド）
- 確定給付年金／国内株式コア部門
- 国内株式アクティブ・クオンツ運用
- 確定給付年金／外国債券部門
- パトナム・グローバル債券
- モーニングスターアワード・ファンドオブザイヤー2009
- 国内債券型・国際債券型部門 優秀ファンド賞
- ニッセイ高金利国債券ファンド（愛称：スリーポイント）
2008年
編集- R&Iファンド大賞 2008
- 投資信託／総合部門／国内株式総合 優秀賞
- ニッセイ アセットマネジメント株式会社
- モーニングスターアワード・ファンドオブザイヤー2007
- 国内株式型部門 優秀ファンド賞
2007年
編集- モーニングスターアワード・ファンドオブザイヤー2006
- 国内株式型部門 優秀ファンド賞
- ニッセイ日本勝ち組ファンド
2006年
編集- モーニングスターアワード・ファンドオブザイヤー2005
- 国内株式型部門 優秀ファンド賞
- ニッセイ日本勝ち組ファンド
2005年
編集- モーニングスターアワード・ファンドオブザイヤー2004
- 国内株式型部門 優秀ファンド賞
- ニッセイ日本勝ち組ファンド
お客様本位の業務運営に係る方針
編集ニッセイアセットマネジメント株式会社は、日本生命グループの一員として、長期的な視野に立ち、健全な経営に徹するとともに、高い倫理観と良き企業市民意識を持ち、業務運営において、常にお客様本位で考え抜き、お客様に誠実かつ真摯に向き合っていくため、2017年6月に「お客様本位の業務運営に係る方針」を定め、2022年6月に改訂した。
脚注
編集- ^ 会社情報（会社概要） - ニッセイアセットマネジメント株式会社ウェブサイト(2010年10月確認)。