ニコラ・テスラと恐怖の夜
「ニコラ・テスラと恐怖の夜」（ニコラ・テスラときょうふのよる、原題 : "Nikola Tesla's Night of Terror"）は、イギリスのSFドラマ『ドクター・フー』の第12シリーズ第4話。脚本はニーナ・メティビエ、監督はニダ・マンズールが担当し、2020年1月19日に BBC One で初放送された。視聴者数は520万人で、批評家からは一般に肯定的なレビューを受けた。
| ニコラ・テスラと恐怖の夜 Nikola Tesla's Night of Terror | |||
|---|---|---|---|
| 『ドクター・フー』のエピソード | |||
| 話数 | シーズン12 第4話 | ||
| 監督 | ニダ・マンズール | ||
| 脚本 | ニーナ・メティビエ | ||
| 制作 | ニッキー・ウィルソン | ||
| 音楽 | セーガン・アキノラ | ||
| 初放送日 | .svg){kind=small} イギリス 2020年1月19日 | ||
| |||
舞台は1903年のニューヨーク。13代目ドクター（演:ジョディ・ウィテカー）らはファサー族のオーブを追いかけるうちにニコラ・テスラ（演:ゴラン・ヴィシュニック）と出会い、彼がペテン師ではなく真の発明家であることを知る。テスラが火星と交信したことをきっかに略奪種族スキスラが彼に目を付け、優秀な技術者として彼を船に拉致しようとしており、ドクターたちはテスラやトーマス・エジソン（演:ロバート・グレニスター）と協力してウォーデンクリフ・タワーでスキスラの野望を阻む。
製作
編集開発
編集「ニコラ・テスラと恐怖の夜」はニーナ・メティビエが脚本を執筆した[1]。
配役
編集ロバート・グレニスターとゴラン・ヴィシュニックの第12シリーズへのゲスト出演は2019年11月22日にBBCが報道し[2]、それぞれエジソン役とテスラ役を演じた[3]。グレニスターは1984年の The Caves of Androzani でアンドロイドのサラティーン役を演じていた[4]。スキスラの女王を演じたアンジー・モヒンドラはかつて『ドクター・フー』のスピンオフシリーズ "The Sarah Jane Adventures でレギュラーキャラクターであるラニ・チャンドラ (en) 役を演じていた[5][1]。他のゲスト出演者は2020年1月上旬に Doctor Who Magazine 第547号で明かされた[1]。
撮影
編集ニダ・マンズールは「ニコラ・テスラと恐怖の夜」と「ジュドゥーンの襲来」からなる第3製作ブロックを監督した[6][1]。ロケはブルガリアのソフィアに位置する Nu Boyana Film Studios で行われた[7]。
プロモーション
編集放送と反応
編集| 専門評論家によるレビュー | |
|---|---|
| レビュー・スコア | |
| 出典 | 評価 |
| The A.V. Club | B+[9] |
| エンターテインメント・ウィークリー | B[10] |
| ラジオ・タイムズ |   [11] |
| インデペンデント | [12] |
| デイリー・テレグラフ | [13] |
「ニコラ・テスラと恐怖の夜」はイギリスでは2020年1月19日に放送され[14]、日本では2020年7月15日にHuluにて字幕版・吹替版共に配信が開始された[15]。
その晩の視聴者数は404万人で、これはその日イギリスで放送された番組で第6位の視聴者数であった[16]。Audience Appreciation Index は79であった[17]。タイムシフト視聴者を加えると、合計視聴者数は520万人であった[17]。
出典
編集- ^ a b c d Laford, Andrea (9 January 2020). “Doctor Who Series 12: new episode titles, writers and descriptions”. Cult Box. 9 January 2020閲覧。
- ^ “Goran Višnjić and Robert Glenister to appear in series 12!”. BBC (22 November 2019). 2021年1月10日閲覧。
- ^ “Doctor Who series 12 confirms who will play Thomas Edison and Nikola Tesla”. Digital Spy (7 December 2019). 2021年1月10日閲覧。
- ^ Jeffrey, Morgan (19 January 2020). “Doctor Who: 9 big questions after Nikola Tesla's Night of Terror”. Radio Times. 21 January 2020閲覧。
- ^ “Doctor Who Series 12: new director, actor, character discovered”. Cultbox (10 June 2019). 2021年1月10日閲覧。
- ^ Laford, Andrea (22 November 2019). “Goran Višnjić and Robert Glenister to appear in Doctor Who series 12 episode”. Cultbox. 27 November 2019閲覧。
- ^ Martin, Dan (19 January 2020). “Doctor Who recap: series 38, episode four – Nikola Tesla's Night of Terror”. ガーディアン. 20 January 2020閲覧。
- ^ “Doctor Who releases trailer for next episode 'Nikola Tesla's Night of Terror'”. Digital Spy (2020年1月12日). 2020年1月18日閲覧。
- ^ Siede, Caroline (19 January 2020). “Nikola Tesla elevates an electric Doctor Who”. The A.V. Club. 22 January 2020閲覧。
- ^ Coggan, Devan (19 January 2020). “Doctor Who recap: Season 12, episode 4: 'Nikola Tesla's Night of Horror'”. エンターテインメント・ウィークリー. 22 January 2020閲覧。
- ^ “Doctor Who Nikola Tesla's Night of Terror review”. Radio Times (19 January 2020). 2021年1月10日閲覧。
- ^ “Doctor Who review – Nikola Tesla's Night of Terror: A lot of fun, but unlikely to beat Dancing on Ice in the ratings war”. インデペンデント (19 January 2020). 2021年1月10日閲覧。
- ^ Hogan, Michael (22 January 2020). “Doctor Who: Nikola Tesla's Night of Terror, episode 4 recap: back on form with this old-fashioned sci-fi romp”. The Telegraph 2021年1月10日閲覧。
- ^ “BBC Doctor Who Episode 4”. BBC (8 January 2020). 8 January 2020閲覧。
- ^ “Huluプレミア『ドクター・フー シーズン12』6・24から独占配信”. TV LIFE web (2020年6月2日). 2020年1月9日閲覧。
- ^ Marcus (20 January 2020). “Nikola Tesla's Night of Terror - Overnight Viewing Figures”. Doctor Who News. 20 January 2020閲覧。
- ^ a b Marcus (27 January 2020). “Nikola Tesla's Night of Terror - Official Ratings”. Doctor Who News. 28 January 2020閲覧。