ニコジ

ジョージアのシダ・カルトリ州ゴリ地区にある村

ニコジグルジア語: ნიქოზიグルジア語ラテン翻字: Nikozi[1]は、ジョージアシダ・カルトリ州ゴリ地区村落ニコジ・テミに属する。現在はゼモ・ニコジグルジア語版クヴェモ・ニコジグルジア語版の2村に分割されている。ジョージア総主教キリオン2世グルジア語版の生誕地である。

ニコジ

ნიქოზი
ニコジ大天使聖堂(グルジア語版)
ジョージア (国)の旗 ジョージア
シダ・カルトリ州
地区 ゴリ地区グルジア語版
テミ (თემი) ニコジ・テミ
等時帯 UTC+4 (GET)
市外局番 370

ニコジには芸術学校があり、同校の主催[2]により2011年からアニメーション映画祭が毎年開催されている[3][4]

南オセチア紛争

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南オセチア紛争で侵略活動を行っているヴォストーク大隊の兵士たち(ニコジ村まで500メートルから700メートルの地点)。撮影:ヤナ・アメリーナロシア語版

2008年の南オセチア紛争では、ジョージア軍とロシア軍の戦闘がこの付近にまで及んだ[5]。2008年8月9日から11日にかけてこの村で激しい戦闘が行われ、ロシア兵9人が死亡。ロシアの戦車1台が対戦車ミサイル9M111ファゴットに撃破され[6]、2台の装甲車グレネードランチャーによって焼かれた[7]。村には爆弾が投下され32発が修道院に命中、9世紀から10世紀に建てられた主教館をはじめとする修道院全体が焼失した。他にも図書館やアニメーションスタジオが被害を受けた。

宗教

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ニコジはジョージア正教会において、ニコジ・ツヒンヴァリ教区グルジア語版に属している。村には修道院、教会学校、主教館がある。 また村にあるニコジ大聖堂グルジア語版大天使聖堂グルジア語版はジョージアの国定不動産文化財に指定されている[8]

村は2008年の南オセチア紛争で大きな被害を受け、家屋や宗教施設のほとんどが破壊された。

主な出身者

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交通

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ニコジとトビリシを結ぶ列車が、ゴリ経由で毎日運行している[9]

参考文献

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注釈

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