ナンブソウ属

メギ科の属

ナンブソウ属(ナンブソウぞく、学名Achlys、和名漢字表記:南部草属)はメギ科の一つ[1]

ナンブソウ属
分類APG IV
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperm
階級なし : 真正双子葉類 Eudicots
: キンポウゲ目 Ranunculales
: メギ科 Berberidaceae
: ナンブソウ属 Achlys
学名
Achlys DC.
  • 本文参照

特徴

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多年草。細い地下茎が横に這う。の基部にはふつう1個の根出葉と鱗片がある。根出葉は3出複葉で、長い葉柄の先につき、小葉に小葉柄はない。茎に葉はつけず、先端は穂状花序になる。には片も花弁もない。雄蕊は9-15個あり、葯は外側を向く。雌蕊は1個で、基部に胚珠が1個ある。花後、果実は袋果となり、裂開する[1]

2種あり、北アメリカ西部と東アジアの温帯に1種ずつ隔離分布する[1]

日本に分布する種

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その他の種

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学名の由来

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属名 Achlys は、ギリシャの暗い場所の女神の名前。この属の植物 A. triphylla が森蔭の暗い場所に生育することからいう[6]

ギャラリー

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脚注

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  1. ^ a b c 『改訂新版 日本の野生植物2』p.114
  2. ^ ナンブソウ「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)
  3. ^ Achlys japonica, World Plants, Catalogue of Life.
  4. ^ Achlys triphylla, The Plant List
  5. ^ Achlys triphylla, World Plants, Catalogue of Life.
  6. ^ 『新分類 牧野日本植物図鑑』p.1447

参考文献

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