ナンディン(Nandin)、あるいはナンディーNandī, サンスクリット:नंदी)は、ヒンドゥー教に伝わる、シヴァの乗り物とされる乳白色の牡である。乳海攪拌の時に生まれた牝牛スラビー聖仙カシュヤパとの子で、シヴァが踊りを舞うとき、そのための音楽を奏でる役を担う。全ての四足動物の守護神でもある。

チェンナイの寺院にあるナンディンの像。

シヴァの寺院の前にはナンディンが祭られているが、ナンディンのみを祭っている寺院もあるという。