ナットウエスト・グループ
イギリスの金融持株会社
ナットウエスト・グループ(英: NatWest Group plc[3])は、イギリス・スコットランド・エディンバラに本拠を置く金融持株会社。イギリス政府が株式の約6割を保有する[2]。ロンドン証券取引所およびニューヨーク証券取引所に株式を上場している(LSE: NWG、NYSE: NWG)。
エディンバラの本店 | |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 |
LSE: NWG NYSE: NWG |
本社所在地 |
イギリス EH2 2YB 36 St Andrew Square, エディンバラ |
設立 | 1969年 |
業種 | 金融 |
代表者 | Alison Rose(CEO) |
売上高 | £14.752 billion (2023)[1] |
主要株主 | イギリス政府(61.93%)[2] |
外部リンク | コーポレートサイト |
傘下企業
編集沿革
編集1969年に、National Commercial Bank of Scotland(スコットランド国立商業銀行)とロイヤルバンク・オブ・スコットランドの経営統合により設立された持株会社が起源となる。この持株会社は1979年7月にThe Royal Bank of Scotland Groupに改称した[4]。1990年代後半、イギリスの金融機関に再編の機運が高まると、1999年にナショナル・ウエストミンスター銀行に対する敵対的買収を仕掛け[5]、2000年に買収が成立し傘下に加えた[6]。
世界最大級の金融機関を目指したものの、世界金融危機に伴い経営危機に陥ると2008年から公的資金が投入され、以後は株式の過半数をイギリス政府設立の投資会社(UK Government Investments)が保有するなか[2]、規模縮小を中心とする事業再編が続いた。2012年にイギリスの大手保険グループのダイレクトライン保険グループを売却[7](全株式売却は2014年[8])、2015年にアメリカ合衆国のCitizens Financial Groupの全株式を売却した[9]。
脚注
編集出典
編集- ^ “Annual Results 2023”. NatWest Group. 16 February 2024閲覧。
- ^ a b c “Equity ownership statistics” (英語). NatWest Group plc. 2020年10月24日閲覧。
- ^ “NATWEST GROUP PLC – Overview (free company information from Companies House)”. beta.companieshouse.gov.uk. Template:Cite webの呼び出しエラー:引数 accessdate は必須です。
- ^ “Supplement to programme memorandum” (PDF) (英語). アイルランド証券取引所 (2007年8月29日). 2020年10月24日閲覧。
- ^ “British banking Scotched” (英語). エコノミスト (1999年12月2日). 2020年10月24日閲覧。
- ^ “RBS finds £40m more savings in NatWest deal” (英語). インデペンデント (2000年4月20日). 2020年10月24日閲覧。
- ^ “Direct Line nears RBS separation” (英語). 英国放送協会 (2012年9月3日). 2020年10月24日閲覧。
- ^ “RBS set to make £1bn from remaining Direct Line stake” (英語). 英国放送協会 (2014年2月26日). 2020年10月24日閲覧。
- ^ “RBS sells remaining stake in US bank Citizens” (英語). 英国放送協会 (2015年10月30日). 2020年10月24日閲覧。
- ^ “RBS to change name to NatWest and shrink investment bank” (英語). フィナンシャル・タイムズ (2020年2月14日). 2020年10月24日閲覧。
- ^ “Royal Bank of Scotland changes name to NatWest” (英語). ガーディアン (2020年7月22日). 2020年10月24日閲覧。
外部リンク
編集- コーポレートサイト
- NatWest Group (@natwestgroup) - X(旧Twitter)