ナガサワ文具センター
ナガサワ文具センター(ナガサワぶんぐセンター)は兵庫県神戸市中央区に本社を置く文房具専門店である。 「ナガサワ文具センター」の他に「NAGASAWA」と表記されることもある。
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
略称 | ナガサワ / NAGASAWA |
本社所在地 |
日本 〒650-0033 兵庫県神戸市中央区江戸町93番 栄光ビル7F |
設立 | 1947年 (創業1882年5月15日) |
業種 | 小売業 |
法人番号 | 1140001009777 |
事業内容 | 文房具・画材・製図用品・オフィス家具の販売 |
代表者 | 長澤宗弘(代表取締役社長) |
資本金 | 4,000万円 |
従業員数 |
正社員56名 準社員29名 アルバイト13名 計98名(2015年7月現在) [1] |
支店舗数 | 9店(2016年11月現在) |
決算期 | 5月31日 |
外部リンク | http://kobe-nagasawa.co.jp/ |
概要
編集社是
『文具(ステーショナリー)・事務用品を商社的発想にもちつつ、当社人材を通じて文化と環境の高揚と創造に貢献する』[2]
特徴
文房具専門店として兵庫県と大阪府出店する。オリジナル万年筆[3]やオリジナル革製品「beside」、オリジナルインク「Kobe INK物語」の企画販売を行う。[4][5]
沿革
編集- 1882年(明治15年) - 5月 長澤力蔵が神戸市葺合区(現神戸市中央区)において日用雑貨商「長澤紙店」を創業。
- 1914年(大正3年) - 「長澤文具店」として長澤丑次が二代目世襲。
- 1945年(昭和20年) - 長澤堅次が三代目世襲。
- 1947年(昭和22年) - 法人設立し、「株式会社長澤堅次商店」とする。
- 1960年(昭和35年) - 「株式会社ナガサワ文具センター」に社名変更。
- 1965年(昭和40年) - 三宮地下街に「さんちか店」オープン。
- 1975年(昭和50年) - 都市改造ビル完成と同時に「センター店」オープン。
- 1977年(昭和52年) - 創業95周年を迎え、記念キャンペーン、記念式典を行う。
- 1980年(昭和55年) - 神戸市中央区の三宮いくたロードに地上7階延面積1070平方メートルの「本店」完成。
- 1985年(昭和60年) - さんちか20周年「リボーン85」に伴い「さんちか店」改装オープン。
- 1987年(昭和62年) - 8月 長澤基夫が四代目世襲。
- 1988年(昭和63年) - 9月 知的文化の創造を目指し、「センター店」改装オープン。
- 1990年(平成2年) - 3月 「さんちか店」改装オープン。
- 1994年(平成6年) - 2月 神戸市兵庫区新開地に「オフィスサポート部/流通センター」開設。
- 1994年(平成6年) - 4月 JR西宮駅前のフレンテ西宮に「西宮フレンテ」オープン。
- 1999年(平成11年) - 12月 楽天市場出店。
- 2001年(平成13年) - 11月 JR明石駅前のアスピア明石に「アスピア明石店」オープン。
- 2002年(平成14年) - 9月 長澤宗弘が五代目世襲。
- 2006年(平成18年) - 2月 「さんちか店」改装。「n→(エンヌ)さんちか店」としてリニューアルオープン。
- 2006年(平成18年) - 7月 神戸市営地下鉄西神中央駅前プレンティに「n→(エンヌ)プレンティ店」オープン。
- 2007年(平成19年) - 3月 いくたロードの「本店」がジュンク堂書店三宮店3Fへ移転リニューアルオープン。
- 2008年(平成20年) - 4月 「センター店」移設店舗「PenStyle DEN」オープン。
- 2009年(平成21年) - 9月 「n→(エンヌ)プレンティ店」増床。「プレンティ店」としてリニューアルオープン。
- 2010年(平成22年) - 12月 大阪梅田茶屋町のチャスカ茶屋町に「NAGASAWA 梅田茶屋町店」オープン。
- 2012年(平成24年) - 3月 3ヶ所のオフィスを統合し、 神戸市中央区江戸町に本社を移転。
- 2012年(平成24年) - 5月 創業130周年を迎える。
- 2012年(平成24年) - 9月 神戸市中央区の神戸商工貿易センタービルに「貿易センタービル」オープン。
- 2012年(平成24年) - 12月 ハーバーランド煉瓦倉庫南棟に「NAGASAWA神戸煉瓦倉庫店」オープン。
- 2013年(平成25年) - 9月 神戸国際会館SOL B2に「La letter de Kobe( ラ レットル ドゥ 神戸 ) by NAGASAWA」オープン。
- 2015年(平成27年) - 10月 NAGASAWA梅田茶屋町店改装、筆記具コーナーを大幅増床してリニューアルオープン。
- 2016年(平成28年) - 3月 n→(エンヌ)さんちか店改装、NAGASAWAさんちか店としてリニューアルオープン。
- 2016年(平成28年) - 4月 「貿易センタービル」閉店。同時に北野工房のまち2階に「Kobe INK物語 by NAGASAWA」オープン。
店舗
編集兵庫県神戸市
編集- ナガサワ文具センター 本店
- ナガサワ文具センター プレンティ店
- NAGASAWA PenStyle DEN
- NAGASAWA 神戸煉瓦倉庫店
- Kobe INK物語 by NAGASAWA[7]
- NAGASAWA Journal Style & Chair Factory
兵庫県明石市
編集- ナガサワ文具センター パピオス明石店
大阪府大阪市
編集- NAGASAWA 梅田茶屋町店
オンラインショップ
編集閉店した店舗
編集オリジナル商品
編集ナガサワ文具センターは神戸をテーマにした独自商品を販売している
- NAGASAWA オリジナル万年筆
セーラー万年筆のモデルをベースに、天冠部にインクマークを、ペン先に風見鶏を刻印している。刻印デザインは長原宣義。
- KOBE Ink 物語
ナガサワ文具センターが販売するオリジナル万年筆用インク。2007年に阪神・淡路大震災からの復興の記念として開発された。[5]神戸の街並みをイメージして作られる。[10]2018年に第10回日本マーケティング大賞の奨励賞を受賞。[4]
- beside
ナガサワ文具センターが販売する革製品。
脚注
編集- ^ 会社概要
- ^ “会社概要 | ナガサワ文具センター”. kobe-nagasawa.co.jp (2015年7月2日). 2021年7月20日閲覧。
- ^ “NAGASAWA オリジナル万年筆 Proske 21(プロスケ 21)”. セーラー万年筆. 2021年7月20日閲覧。
- ^ a b “神戸の景色をテーマに生まれた67色の万年筆インク「Kobe INK物語」に奨励賞”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2021年7月20日閲覧。
- ^ a b “ひょうご経済+|ブンコレ~おすすめ文具コレクション|【番外】KobeINK物語 生みの親、竹内さんに聞く”. www.kobe-np.co.jp. 2021年7月20日閲覧。
- ^ 沿革/ナガサワ文具センター
- ^ 現在休業中
- ^ “神戸新聞NEXT|総合|神戸の地下街で半世紀 ナガサワ文具センターさんちか店が閉店へ”. www.kobe-np.co.jp. 2021年7月20日閲覧。
- ^ 開店閉店.com (2012年8月20日). “8/21【開店】ナガサワ文具センター貿易センタービル店”. 開店閉店.com. 2021年7月20日閲覧。
- ^ “ひょうご経済+|ブンコレ~おすすめ文具コレクション|KobeINK物語 街の魅力、カラフルに表現”. www.kobe-np.co.jp. 2021年7月20日閲覧。