ナイキ・ケイジャン
ナイキ・ケイジャン(Nike-Cajun)はアメリカの2段式固体燃料観測ロケット。下段にナイキ、上段にケイジャンを使用した。1956年から1976年に714回打ち上げられ、西側諸国で最も頻繁に使用された観測ロケットであった。
重量698kg、ペイロード能力23kg、打上げ時の推力246kN、最高高度120km、直径42cm、全長7.7m。ナイキとケイジャンの燃焼時間はそれぞれ3秒と2.8秒。最高速度は6760km/hだった。
ナイキ・ケイジャンの構成はMQR-13 BMTSターゲットロケットにも使用された[1]。
参考文献
編集- ^ Parsch 2002
- http://www.astronautix.com/lvs/nikcajun.htm
- Parsch, Andreas (2002年). “USAMICOM MQR-13 BMTS”. Directory of U.S. Military Rockets and Missiles. designation-systems.net. 2011年1月6日閲覧。