ナイものねだりはもうお姉妹
『ナイものねだりはもうお姉妹』(ないものねだりはもうおしまい)は、2013年4月26日にAriesから発売された18禁恋愛アドベンチャーゲームである。
ジャンル | ないものねだりADV |
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対応機種 | 日本語版XP/Vista/7/8 |
発売元 | Aries |
発売日 | 2013年4月26日 |
レイティング | 18禁 |
キャラクター名設定 | 不可 |
メディア | DVD-ROM |
画面サイズ | 1027×768 |
BGMフォーマット | Angel Note、project lights |
キャラクターボイス | あり |
CGモード | あり |
音楽モード | あり |
回想モード | あり |
メッセージスキップ | 既読/未読 |
オートモード | あり |
本作は、劣等感を抱く二組の姉妹が主人公を取り合うアダルトゲームであり、各々が持つコンプレックスを克服することを主題としている[1]。 純愛路線を謳っているが、ハメ撮りしているように見えるグラフィックが存在するなど、Hシーンにも力が入っている[1]。
あらすじ
編集- プロローグ~共通ルート
- 雨宮家の末っ子長男武蔵は、二人の姉にこき使われつつも、家の向かい側に住む親類の一之瀬姉妹と仲良くなり、幸せな日々を送っていた。だがある日、雨宮夫妻が一之瀬夫妻とともに半年間の旅行に出てしまったため、一之瀬姉妹が雨宮きょうだいのもとへ転がり込む。加えて、武蔵が帆花[1]から愛の告白をされたことで、彼がとられてしまうと感じた姉妹たちは、なんとかせねばと言わんばかりに想いを行動に移した。
- 和葉ルート
- ある日を境に、一之瀬和葉が食事の場でふさぎ込むようになる。これがきっかけで、和葉が武蔵と本音で話し合った結果、二人は結ばれる。
- その矢先、和葉が練習中に足を負傷する。医者から棄権するよう念を押されていたものの、後悔したくないという気持ちから大会に出、3位にランクインした。
- 数週間後、ケガから復帰した和葉は、武蔵とともに将来について思いをはせる。
- 帆花ルート
- 帆花は自分の姉・和葉の反応を見て一度は後悔したものの、武蔵との付き合いを始める中で、花嫁修業に動き出す。
- 美咲ルート
- 美咲は、弟の武蔵と姉の七海の仲の睦まじさに気づいていたものの、弟からは異性として見られていないことに気づき、七海とは対照的な態度を見せるようになる。
- ある日、姉の気持ちに気づいた美咲は、弟に自らの気持ちを話す。これにより、武蔵は美咲を異性として見るようになり、二人は結ばれる。
- 七海ルート
- ある日、武蔵は七々原彩花を通じて、七海が留学するであろうという話を聞く。
登場人物
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主人公
編集- 雨宮 武蔵 (あまみや むさし)
- 姉達にこき使われる。
メインヒロイン
編集- 雨宮 七海 (あまみや ななみ)
- 声:一色ヒカル[1]
- 雨宮家長女。成績優秀。弟の動向を見抜くことができるほどのシスコンでもある[1]。 自由にふるまう美咲をうらやましく思っている。
- 雨宮 美咲 (あまみや みさき)
- 声:桃井穂美[1]
- 雨宮家次女。 ずぼらな性格で、ゲームとアニメが好き[1]。帆花に性教育を仕込んでいるが、どこか間違っている。姉のことを尊敬しつつも羨望の念を抱いている。
- 一之瀬 和葉 (いちのせ かずは)
- 声:中家志穂[1]
- 隣の家に住む一之瀬家の長女[1]。 武蔵とは幼馴染[1]。かつては虚弱体質だったが、現在はそう感じさせないほど明るい。その一方で、素直になれない一面もある[1]。帆花の無邪気さに羨望の念を抱いている。
- 一之瀬 帆花 (いちのせ ほのか)
- 声:雪村とあ[1]
- 一之瀬家次女[1]。 武蔵に好意を寄せる[1]。
- 葛城 穂鳥 (かつらぎ ほどり)
- 声:香澄りょう[1]
- 和葉の幼馴染で武蔵の同級生[1]。
メインキャラクターの関係者
編集製作スタッフ
編集主題歌
編集- オープニングテーマ「Practice」
- 作曲・編曲 - 椎名俊介(Angel Note) / 歌・作詞 - 真里歌(Angel Note)
- 挿入歌「恋風 -SweetHeart-」
- 作曲・編曲 - maru(project lights) / 歌・作詞 - Lira(project lights)
- 挿入歌「道標-2013 arrange ver.-」[2]
- 作曲・編曲 - 椎名俊介(Angel Note) / 歌・作詞 - 真里歌(Angel Note)
- エンディングテーマ「Find The Gate」
- 作曲・編曲 - Meis Clauson(Angel Note) / 歌・作詞 - 真里歌(Angel Note)
反響
編集Ariesのプロデューサーのやまさきともやは、「テックジャイアン」2013年11月号に掲載されたブランドインタビューの中で、本作の反響について言及している[3]。 やまさきは、前作『俺の彼女のウラオモテ』よりもヒロインとの距離が近い設定を生かしたHシーンや本番数の増強が評価されたと話す一方、物語が単調になってしまったと振り返っている[3]。 また、やまさきは、ゲーム全体をプレイしたユーザーと一部のみをプレイしたユーザーの反応が全く違っており、前者のユーザーの反応が良かったと話している[3]。
脚注
編集参考文献
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