ドブシジミ
ドブシジミ(溝蜆、土負蜆)とは、マルスダレガイ目ドブシジミ科に属する二枚貝の一種である。
ドブシジミ | |||||||||||||||||||||
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分類 | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Sphaerium japonicum Westerlund, 1883 | |||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||
ドブシジミ |
概説
編集ドブシジミは、その名の通りシジミに似た形状をしているが、シジミ科とは別種である。大きさは成貝でも7〜8ミリメートル程度にしかならず、食用には適さない。殻は淡黄色をしている[1]。
日本国内では、本州、四国、九州など各地の淡水域に分布し、主に流れが穏やかでかつ小規模な用水路や河川の砂底、泥底あるいは水田に生息する。産卵期は6月中旬から7月[1]。
今後、生息する水域の環境悪化(河川改修工事など)や汚染(富栄養化など)を主たる原因として、全国的に数を減らす危険に晒される可能性が高いと言われている[1]。2006年現在における地方自治体毎のレッドデータブックでは、埼玉県と富山県で準絶滅危惧 (NT) に指定されている。
脚注
編集参考文献
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