ドッジGO!GO!
『ドッジGO!GO!』(ドッジゴーゴー)は、2002年7月27日公開(同年7月20日に大阪、山梨、宮城、福岡で先行公開)の日韓合作映画で、ドッジボールを題材にした映画である。文部科学省選定、東京都知事推奨、大阪市教育委員会推薦、青少年映画審議会推薦作品。
ドッジGO!GO! | |
---|---|
監督 | 三原光尋 |
脚本 | 相良敦子 |
製作 |
大里洋吉 山本久 宮下昌幸 桝井省志 |
出演者 |
筧利夫 田島有魅香 益子直美 温水洋一 板谷由夏 |
音楽 | 上野洋子 |
主題歌 | LOVE&PEACE「DRIFTER」 |
撮影 | 柴主高秀 |
編集 | 宮島竜治 |
製作会社 |
アミューズ サイダス アミューズコリア |
配給 | アミューズピクチャーズ |
公開 | 2002年7月27日 |
上映時間 | 83分 |
製作国 |
日本 韓国 |
言語 | 日本語 |
ストーリー
横須賀の小学6年生の女の子、入江ゆきこはドッジボールチーム「みなとドッジキッズ」の一員だが、ライバルの「山手ドッジファイターズ」に勝てないため、ドッジボール選手権の全国大会に進めないでいる。メンバーが減って練習場も追い出されそうになり、チーム解散の危機が迫る。
さらにゆきこの父、プロ野球選手の新一郎は国内球団での活動に見切りをつけて韓国球団への移籍を決め、親子は釜山へ移住する。
ゆきこのいない「みなとドッジキッズ」がいよいよ解散と思われた時、新しいメンバーが加入する。6年生最後の大会をあきらめたくないゆきこは、釜山でドッジボール好きの女の子、ナラたちと知り合ってスカウトする。地区大会当日、何とかフェリーで日本に渡った韓国のドッジキッズたちは、日本のメンバーたちと共に「山手ドッジファイターズ」との試合に臨む。
キャスト
スタッフ
エピソード
ミン・サンミ役として出演していたハム・ウンジョンは、本作の後に韓国の音楽グループT-ARAの一員となった。ウンジョンによれば、本作の撮影にはアミューズのオーディションを受けて参加し、日本国内と釜山で1か月間ほどの撮影が行われた。日韓合作映画であったが、当時の韓国内世論では日本に対する反発が強かったため、韓国での上映は実現しなかった[1]。
DVD・関連商品
映像ソフト
いずれも2003年2月21日アミューズ・ビデオから発売された。
書籍
- 相良敦子・著『ドッジGO!GO!』(2002年7月発行、講談社)ISBN 978-4062113939
脚注
- ^ “日本進出ティアラ「目標はオリコンチャート入り」(1)”. 中央日報日本語版 (2010年3月19日). 2011年11月29日閲覧。