トンギョンイ
犬種
トンギョンイ(동경이, Dong-gyeong)は、韓国原産の犬種。無尾または短尾である。東京犬(トンギョンゲ、동경개)、テンギョン(댕견)とも言われる。東京犬という呼び方の「東京」は慶州市の古名に由来しており、日本の東京都とは関係ない。
トンギョンイ | |
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各種表記 | |
ハングル: |
동경이 동경개 댕견 |
漢字: |
東京이 東京개 - |
発音: |
トンギョンイ トンギョンゲ テンギョン |
日本語読み: |
- とうきょういぬ - |
RR式: |
Donggyeong-i Donggyeonggae Daenggyeon |
MR式: |
Tonggyŏng-i Tonggyŏnggae Taenggyŏn |
英語表記: | Dong-gyeong |
17世紀に記された慶州地域の地誌『東京雑記』や、18世紀の『増補文献備考』といった文献から、慶州地域で広く飼育されてきた犬種として知られる。新羅の古墳からは犬をかたどった土偶が発掘されるなど、歴史的・文化的な価値は高い。現代、慶州で飼育されている「慶州犬トンギョンイ(경주개 동경이)」は、短尾または無尾である特徴が文献記録と一致している。遺伝子検査の結果からは、 土種犬(토종개、朝鮮古来の土着種の犬)に属することが明らかとなった[1]。
2012年11月6日に、「慶州犬トンギョンイ(경주개 동경이)」として韓国の天然記念物第540号に指定された。
特徴
編集日本犬に似ているが、無尾または短尾である。
脚注
編集- ^ “‘경주개 동경이’ 천연기념물 지정”. 문화재청 (2012年11月6日). 2012年11月6日閲覧。[リンク切れ]
外部リンク
編集- 사)한국경주개동경이보존협회(社団法人慶州犬トンギョンイ保存協会)
- 경주개 동경이 - 韓国・文化財庁