トレント・ウィリアムズ
トレント・ウィリアムズ(Trent Williams, 1988年7月19日 - )は、アメリカ合衆国テキサス州ロングビュー出身のプロアメリカンフットボール選手。NFLのサンフランシスコ・49ersに所属している。ポジションはオフェンシブタックル。
Trent Williams | |||||||||
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サンフランシスコ・49ersでのウィリアムズ (2020年) | |||||||||
サンフランシスコ・49ers #71 | |||||||||
ポジション | オフェンシブタックル | ||||||||
生年月日 | 1988年7月19日(36歳) | ||||||||
出身地 |
アメリカ合衆国 テキサス州ロングビュー | ||||||||
身長: | 6' 5" =約195.6cm | ||||||||
体重: | 320 lb =約145.1kg | ||||||||
経歴 | |||||||||
高校 | ロングビュー高等学校 | ||||||||
大学 | オクラホマ大学 | ||||||||
NFLドラフト | 2010年 / 1巡目全体4位 | ||||||||
所属歴 | |||||||||
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受賞歴・記録 | |||||||||
オールプロ選出(計4回) | |||||||||
2021-2023
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プロボウル選出(11回) | |||||||||
2012-2018, 2020-2023 | |||||||||
その他受賞・記録 | |||||||||
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NFL 通算成績 (2023年終了時点) | |||||||||
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Player stats at PFR |
経歴
編集カレッジ
編集オクラホマ大学で3年間主力として活躍し、2010年のNFLドラフトへアーリーエントリーした。
ドラフト前にはNFL.comのギル・ブランドから「NFLで先発として長く活躍できるだろう」と評価された。
ワシントン・レッドスキンズ
編集身長 | 体重 | 腕 の 長 さ |
手 の 大 き さ |
40Yrd ダ ッ シ ュ |
10Yrd ス プ リ ッ ト |
20Yrd ス プ リ ッ ト |
20Yrd シ ャ ト ル |
3 コ 丨 ン ド リ ル |
垂 直 跳 び |
立 ち 幅 跳 び |
ベ ン チ プ レ ス | |
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6 ft 4+5⁄8 in (195 cm) |
315 lb (143 kg) |
34+1⁄4 in (87 cm) |
9+3⁄4 in (25 cm) |
4.88 s | 1.72 s | 2.87 s | 4.63 s | 7.64 s | 34+1⁄2 in (88 cm) |
9 ft 5 in (2.87 m) |
23 回 | |
All values from NFL Combine[1] |
ドラフト全体4位でワシントン・レッドスキンズから指名され、その後6年総額6000万ドルのルーキー契約を結んだ[2]。
1年目の2010年シーズンはシーズン終盤に禁止薬物の使用で4試合の出場停止処分を受けた[3]。
2012年シーズンは自身初となるプロボウルに選出されたが、怪我のため出場辞退した。このシーズンのプレーオフ、ワイルドカード・ラウンドのシアトル・シーホークス戦でリチャード・シャーマンの顔面を殴り、7875ドルの罰金処分を受けた[4]。
2015年シーズン終了後に約13kg減量した。その後、2015年8月29日にレッドスキンズと5年総額6600万ドルの契約延長に合意した[5]。しかし、2016年11月1日に2度目の禁止薬物使用が発覚し、4試合の出場停止処分を受けた[6]。処分中ではあったが、5年連続となるプロボウルに選出された。
2017年シーズンは6年連続となるプロボウルに選出されたが、膝の怪我によりシーズンの大半を欠場した[7]。
2018年シーズンも7年連続となるプロボウルに選出された。
2019年4月に癌の一種である隆起性皮膚繊維肉腫と診断され、頭部の腫瘍を除去する手術を受けた[8]。腫瘍は2013年の段階で発見されていたが、当時のレッドスキンズの医療スタッフは事態を深刻に捉えず、特に対処をしなかった[8]。ウィリアムズはこれが原因でチームに不信感を抱き、2019年シーズン開幕前のトレーニングキャンプに参加しなかった[9]。そのまま制限リストに入ってこのシーズンを全休し[10]、シーズン終了後にトレードを要求した[11]。
サンフランシスコ・49ers
編集2020年4月25日に2つのドラフト指名権とのトレードで、サンフランシスコ・49ersへ移籍した[12]。49ersのヘッドコーチであるカイル・シャナハンはかつてレッドスキンズでコーチを務めており、7年ぶりの再会となった。
2020年シーズンは新型コロナウイルス感染や膝の怪我に苦しんだが、2年ぶりとなるプロボウルに選出された。
2021年3月23日に49ersと6年総額1億3806万ドルで再契約した[13]。オフェンシブラインの選手としては現役最高額となった[13]。2021年シーズンは2年連続でプロボウルに選出された。
2022年シーズンは3年連続でプロボウルに選出された[14]。
人物
編集エイドリアン・ピーターソンとは大学時代、レッドスキンズ時代のチームメイトであり仲が良い[15]。現在はヒューストンでジムを共同経営している[16]。
大学時代から雄のゴリラにちなんだ「シルバーバック(Silverback)」の愛称で親しまれている[17]。自身もこれを気に入り背中に大きなゴリラのタトゥーを入れ、ゴリラのキーチェーンを愛用している。ドラフト指名時もコミッショナーのロジャー・グッデルから「Trent Silverback Williams」とコールされた[17]。
脚注
編集- ^ “Trent Williams Combine Profile”, NFL.com 2022年10月13日閲覧。.
- ^ “Williams ends sleepless night with $60M deal, 'Skins practice” (英語). NFL.com. 2022年10月13日閲覧。
- ^ “Trent Williams Suspended 4 Games: Latest Details, Comments, Reaction” (英語). Bleacher Report. 2022年10月13日閲覧。
- ^ “Trent Williams fined $7,875 for hitting Richard Sherman in the face” (英語). CBSSports.com. 2022年10月13日閲覧。
- ^ “Trent Williams signs record extension with Redskins” (英語). NFL.com. 2022年10月13日閲覧。
- ^ “Redskins' Trent Williams suspended four games” (英語). NFL.com. 2022年10月13日閲覧。
- ^ “Updated player rosters for 2018 Pro Bowl in Orlando” (英語). NFL.com. 2022年10月13日閲覧。
- ^ a b “He's fine now, but at one point, Trent Williams was dealing with a reportedly "very serious" medical issue” (英語). RSN. 2022年10月13日閲覧。
- ^ “Redskins Sign OL Corey Robinson, Place OL Trent Williams On Reserve/Did Not Report List” (英語). www.commanders.com. 2022年10月13日閲覧。
- ^ “Redskins put Trent Williams on non-football injury list” (英語). NFL.com. 2022年10月13日閲覧。
- ^ “Redskins to let star tackle Williams seek trade” (英語). ESPN.com (2020年3月5日). 2022年10月13日閲覧。
- ^ “Redskins trade OT Williams to 49ers for picks” (英語). ESPN.com (2020年4月25日). 2022年10月13日閲覧。
- ^ a b “Trent Williams re-signs with 49ers on historic six-year, $138.06 million deal” (英語). NFL.com. 2022年10月13日閲覧。
- ^ “2023年プロボウルゲームス:NFCロースター”. NFL Japan. 2022年12月22日閲覧。
- ^ http://www.washingtontimes.com, The Washington Times. “Trent Williams vouches for Adrian Peterson” (英語). The Washington Times. 2022年10月13日閲覧。
- ^ Wilson, Aaron (2016年7月21日). “NFL players Adrian Peterson, Trent Williams open O Athletik gym in Houston” (英語). Chron. 2022年10月13日閲覧。
- ^ a b “Trent Williams’ Silverback nickname makes John Thompson uncomfortable” (英語). ProFootballTalk (2011年8月10日). 2022年10月13日閲覧。
外部リンク
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