トランスデジタル
東京でエンジニア支援などを行っていた通信業の会社
トランスデジタル株式会社は、東京都千代田区に本社を置いてエンジニア支援などを行っていた企業。経営破綻により現存していない。
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | |
本社所在地 |
105-0052 東京都港区赤坂2-8-13 赤坂エメラルドビル5F |
設立 | 1969年8月2日 |
業種 | 通信業 |
事業内容 | 情報システム開発、IT機器販売など |
代表者 | 代表取締役社長 後藤幸英 |
資本金 | 1000万円 |
発行済株式総数 | 20000株 |
従業員数 | 84人(単独) |
決算期 | 3月31日 |
主要子会社 | メディア241(ハッピー241) |
関係する人物 |
濱口和久(元・会社法第2条第15号社外取締役) 水島総(日本文化チャンネル桜社長) |
特記事項:2011年3月破産 |
沿革
編集民事再生法違反
編集2010年2月、警視庁刑事部捜査第2課・組織犯罪対策部組織犯罪対策総務課が、社長の後藤など6人を逮捕。容疑は民事再生法第256条違反(特定の債権者に対する担保の供与)[2]。破綻直前、100%子会社のハッピー241が日本文化チャンネル桜に協力を依頼して新番組『ガンバレ自衛隊!安全保障アワー』を制作することを発表、資金は増資で賄う旨表明、現職や歴代の防衛大臣(林芳正、石破茂、小池百合子)、自衛隊幹部(田母神俊雄ら)をゲストに呼んで2008年8月7日に制作発表パーティまで開いていた[3]ことが判明し、組織犯罪対策総務課は社の経営実態を解明するとしている[2]。
2010年11月24日、後藤に同法違反で懲役1年6月・執行猶予3年(求刑は懲役1年6月の実刑)、他の4人にも執行猶予付きの有罪判決[4]。
脚注
編集- ^ “トランスデジタルついに倒産へ 「株価1円企業」が市場に居座り続けた罪 弁護士・永沢徹の「乱世を読み解く」”. ダイヤモンドオンライン. (2008年9月5日)
- ^ a b “トランス社社長ら6人逮捕 破綻直前に債権を不正譲渡容疑 警視庁”. 産経新聞. (2010年2月16日) 2010年5月1日閲覧。
- ^ 大塚智彦 (2008年8月9日). “【集う】「ガンバレ自衛隊」新番組制作発表会(7日、東京都新宿区のグランドヒル市ヶ谷)”. 産経新聞
- ^ トランスデジタル社長ら有罪=民事再生法違反事件-東京地裁 時事通信