トラビス・イティエン

アメリカンフットボール選手、ランニングバック

トラビス・イティエン・ジュニアTravis Etienne Jr., 1999年1月26日 - )は、アメリカ合衆国ルイジアナ州ジェニングス英語版出身のプロアメリカンフットボール選手。NFLジャクソンビル・ジャガーズに所属している。ポジションはランニングバック

トラビス・イティエン
Travis Etienne
refer to caption
クレムソン大学でのイティエン
(2019年)
ジャクソンビル・ジャガーズ #1
ポジション ランニングバック
生年月日 (1999-01-26) 1999年1月26日(25歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ルイジアナ州ジェニングス英語版
身長: 5' 10" =約177.8cm
体重: 210 lb =約95.3kg
経歴
高校 ジェニングス高等学校
大学 クレムソン大学
NFLドラフト 2021年 / 1巡目全体25位
所属歴
2021- ジャクソンビル・ジャガーズ
受賞歴・記録
その他受賞・記録
  • CFPナショナルチャンピオン (2018)
  • ACC最優秀選手賞 (2018, 2019)
  • 2× ACC最優秀攻撃選手賞 (2018, 2019)
  • 3× オールアメリカン (2018-2020)
  • 3× オールACCファーストチーム (2018-2020)
  • オールACCサードチーム (2017)
NFL 通算成績
(2022年終了時点)
ラン獲得ヤード 1,125
平均ラン獲得ヤード 5.1
ラッシングTD 5
レシーブ数 35
レシーブ獲得ヤード 316
Player stats at NFL.com
Player stats at PFR

経歴

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カレッジ

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クレムソン大学では1年目の2017年シーズンから先発として活躍し、チーム最多となる766ラン獲得ヤードを記録した[1]

2018年シーズンは1,659ラン獲得ヤード、ディビジョン最多となる24のラッシングTDを記録するなどエースとして活躍し、チームのCFPナショナルチャンピオンシップ優勝に貢献した。シーズン終了後、ACC最優秀選手賞、ACC最優秀攻撃選手賞を受賞した[2]

2019年シーズン開幕戦でキャリアハイとなる205ラン獲得ヤードを記録し、続く試合でこれを更新する212ラン獲得ヤードを記録した。クレムソン大学のランニングバックが1試合200ラン獲得ヤード以上を3度記録したのは史上初であった[3]。シーズン全体では1,614ラン獲得ヤード、19のラッシングTDを記録し、ACC最優秀選手賞、ACC最優秀攻撃選手賞を2年連続で受賞した。

2020年のNFLドラフトでの上位指名候補とされていたが、アーリーエントリーせずに大学に残留した[4]

2020年シーズンは914ラン獲得ヤード、14のラッシングTDを記録した。大学通算で4,952ラン獲得ヤードを記録し、ACCの最多記録を更新した[5]

個人成績

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トラビス・イティエン ラン レシーブ
シーズン チーム GP Att Yds Avg Lng TD Y/G Rec Yds TD
2017 クレムソン 13 107 766 7.2 81 13 63.8 5 57 0
2018 15 204 1,658 8.1 75 24 110.5 12 78 2
2019 15 207 1,615 7.8 90 19 107.7 37 432 4
2020 12 168 914 5.4 72 14 76.1 48 588 2
通算[6] 55 686 4,952 7.2 90 70 90.0 102 1,155 8

ジャクソンビル・ジャガーズ

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プレドラフト測定結果
身長 体重






40Yrd



10Yrd




20Yrd
















5 ft 10+18 in
(178 cm)
215 lb
(98 kg)
30+18 in
(77 cm)
9+38 in
(24 cm)
4.45 s 1.56 s 2.50 s 33.5 in
(85 cm)
10 ft 8 in
(3.25 m)
18 回
All values from Pro Day[7][8]

2021年のNFLドラフトにて、全体25位でジャクソンビル・ジャガーズから指名され、その後4年総額1,290万ドルのルーキー契約を結んだ[9]。大学時代のチームメイトのトレバー・ローレンスもこのドラフトでジャガーズから全体1位指名されており、再びチームメイトとなった[10]

2021年シーズン開幕前、プレシーズンマッチのニューオーリンズ・セインツ戦で左足のリスフラン関節を損傷して無期限離脱となり、手術を受けてシーズンを全休した[11]

2022年シーズン、開幕戦となった第1週のワシントン・コマンダース戦でNFLデビューを果たした。第7週のニューヨーク・ジャイアンツ戦では114ラン獲得ヤード、キャリア初となるラッシングTDを記録した[12]

脚注

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  1. ^ graynor@postandcourier.com, Grace Raynor. “Clemson football Top 10: What's next for explosive RB Travis Etienne?” (英語). Post and Courier. 2023年5月5日閲覧。
  2. ^ Clemson’s Etienne Voted ACC Player of the Year” (英語). theacc.com. 2023年5月5日閲覧。
  3. ^ Wofford 14-59 Clemson (Nov 2, 2019) Game Recap” (英語). ESPN. 2023年5月5日閲覧。
  4. ^ Hold that, Tiger: RB Etienne staying at Clemson” (英語). ESPN.com (2020年1月17日). 2023年5月5日閲覧。
  5. ^ Clemson's Etienne sets rushing yards, TD records” (英語). ESPN.com (2020年10月31日). 2023年5月5日閲覧。
  6. ^ Travis Etienne College Stats” (英語). College Football at Sports-Reference.com. 2022年11月25日閲覧。
  7. ^ Travis Etienne Draft and Combine Prospect Profile”. NFL.com. July 2, 2021閲覧。
  8. ^ Travis Etienne, Clemson, RB, 2021 NFL Draft Scout, NCAA College Football”. draftscout.com. 2023年5月5日閲覧。
  9. ^ Jaguars Sign Travis Etienne” (英語). Pro Football Rumors. 2023年5月5日閲覧。
  10. ^ No. 25 overall: Etienne is the selection” (英語). www.jaguars.com. 2023年5月5日閲覧。
  11. ^ Jaguars RB Etienne placed on season-ending IR” (英語). ESPN.com (2021年8月24日). 2023年5月5日閲覧。
  12. ^ Smits, Garry. “Hard to be happy: Travis Etienne said reaching NFL milestones meaningless without a win” (英語). The Florida Times-Union. 2023年5月5日閲覧。

外部リンク

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