トライウイン
株式会社トライウイン(英: Trywin Co.,Ltd.)は、神奈川県横浜市港北区に本社を置く日本のデジタル機器開発メーカーである[3]。ポータブルナビゲーションブランドの「if(イフ)」、ワンセグチューナー、携帯電話バッテリーなどの開発を手掛けていた[3]。
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒222-0033 神奈川県横浜市港北区新横浜2-2-3 新横浜第1竹生ビル605[1] |
設立 | 2005年5月8日[2] |
業種 | 電気機器 |
法人番号 | 8020001044945 |
事業内容 | カーエレクトロニクス関連商品開発・製造販売[2] |
代表者 |
代表取締役会長 関和博 代表取締役社長 中城正一 |
資本金 | 2億1,725万円[2] |
売上高 | 10億2000万円(2008年10月期)[3] |
従業員数 | 102名(2009年)[3] |
外部リンク | http://www.trywin.co.jp/ |
カー用品販売店を経営していた関和博と、松下電器産業の営業マンとして店に出入りしていた中城正一によって2005年5月に設立[4]。2006年に自社ブランド「if(イフ)」を立ち上げ、ポータブルナビゲーションシステムを発売した[4]。「固定費を持たない変動費経営」を打ち出し、自社では製造工場や開発技術者を持たず(ファブレス)、台湾や韓国の工場・技術者と契約を結ぶことによって固定費を極小化させ、他社と比較して低価格および開発スピードが早いことを特徴としていた[4]。2009年現在の従業員は102名であったが、そのうち正社員は17名で、残りは契約社員で台湾・韓国の博士号を持つ技術者であったという[3]。製造は日本・中国・韓国・台湾の延べ18社の工場に委託していた[3]。カーナビに有機ELのタッチパネルを世界で初めて採用した企業であり[3][4]、車載用デジタルチューナーでは三菱自動車の純正品供給メーカーとして採用されていた[4]。
テレビ通販に強みを持つとされ[4]、2010年1月のポータブルナビゲーションメーカー別販売台数シェアは11.3%であった[5]。
2012年に販売したプラズマイオン発生器「blua(ブルーア)」ではイメージキャラクターに平子理沙を起用していた[6][7]。2014年10月に本社を横浜市港北区新横浜の「アプリ新横浜ビル」[2]から「新横浜第1竹生ビル」[1]に移転したが、2018年3月現在公式サイトが閲覧できなくなっている。
脚注
編集- ^ a b “本社移転のお知らせ” (日本語). 新着情報. トライウイン (2014年10月7日). 2015年3月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年3月24日閲覧。
- ^ a b c d “会社概要” (日本語). 企業情報. トライウイン. 2015年3月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年3月24日閲覧。
- ^ a b c d e f g 大豆生田崇志 (2009年1月16日). “【隠れた世界企業】世界初の有機ELカーナビ(時事深層)” (日本語). 日経ビジネスオンライン. 日経BP. 2011年11月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月2日閲覧。
- ^ a b c d e f 鈴木洋子 (2012年4月23日). “生産・開発を外部委託して低価格を実現 大手企業と真っ向勝負する小さな巨人 トライウイン会長 関和博(起業人)” (日本語). ダイヤモンド・オンライン. ダイヤモンド社. 2016年3月24日閲覧。
- ^ ゼンフミシャ (2010年2月18日). “「軽い」が売れ筋―市場が広がるポータブルナビ” (日本語). BCN RETAIL. BCN. 2017年1月3日閲覧。
- ^ “Bluaイメージガールの平子理沙さんのオフィシャルブログで、クロスプラズマイオン発生機Bluaが紹介されました。” (日本語). 新着情報. トライウイン (2012年1月27日). 2015年3月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年3月24日閲覧。
- ^ 平子理沙 (2012年1月26日). “blua(ブルーア)” (日本語). 平子理沙オフィシャルブログ「Candy talk」. アメーバブログ. 2016年3月24日閲覧。
外部リンク
編集- トライウイン - 公式サイト(2018年2月現在閲覧不可)